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我が家の自閉っ子の生い立ち(小1特別支援学級 初めての遠足編)

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息子について

こんにちは、今回は我が家の自閉っ子の生い立ち(小1特別支援学級 初めての遠足編)について書いていきます。保育園でも年に何回か遠足があり、遠足自体は経験がありました。保育士さんに様子を聞くと、集団行動はそれなりに問題なくできていた、周りのお友達と仲良く行動したり、遠足そのものをとても楽しんでいたと教えてもらいました。なので、息子も明日は遠足だね!お弁当何にしようか?と言ってくるくらい、遠足好きな息子でした。小学校の特別支援学級に入学して、4月中旬と下旬に2回遠足がありました。1回目は特別支援学級の全員での遠足、2回目は1年生合同遠足でした。特別支援学級の生徒は1年を通して、課外活動や特別授業(調理、宿泊など)が普通級の子より多いです。なので、普通級の子から見たら、〇〇学級の子はいつも楽しそうな授業してるよねって思うらしいですよ。

それでは書いていきます。

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初めての遠足(特別支援学級編)

入学した4月中旬に特別支援学級だけの遠足がありました。場所は動物園でした。息子は動物があんまり好きではないのですが、動物園は何回か保育園でも家族でも行ったことがありそれなりに楽しんでいたと思います。前日の夜に「明日は遠足だね!動物園に行くらしいよ!楽しみだね!」と私が聞くと、「うん楽しみ!お弁当何にする??」と普段通りの息子の弁当ネタ質問が飛んできて、特に変わった様子はありませんでした。「お弁当は、からあげとポテトとサンドイッチとフルーツね!」とリクエストされました((´∀`)遠足当日も朝から張り切って登校していきました。遠足日和のとてもいい天気でした。学校の下駄箱まで見送りして、担任によろしくお願いしますと告げて帰宅しました。

15時過ぎにお迎えに行くと、疲れたという表情でずらずらと2列で息子たちは学校に帰ってきました。担任からのフォードバックを聞くと、行きの電車の改札口から崩れて集団で現地まで向かうことができずに、後から合流したと聞きました・・・・。原因がよくわからないがなかなか切り替えができずに、遠足は後半まで楽しめていなかったかもしれないと言われました。今まで遠足でこんなに崩れたことないと思います。

息子は愛の手帳4度を持っているので、都営の交通機関は全て無料で乗ることができます。その無料定期が磁気カードなので、Suicaみたいに改札をタッチして通過ができず、切符と同じように磁気カードを改札の機械に入れて、出てきた磁気カードを受け取る流れで電車に乗っていました。登下校もそのやり方で地下鉄を利用していました。遠足は交通機関を使って行くので、磁気カードと指定された金額がチャージされたSuicaを持参して持っていきました。支援学級の子で愛の手帳をもっていない子もいるので、その子達は子ども用のSuicaのみ、地下鉄は子どもはタッチして乗れないと思っていたのかそれを見て、息子は自分もSuicaで改札を通りたかったと駄々をこねたそうです。先生達は電車の発車時刻に間に合うように息子の切り替えができないまま移動しようとしたのかもしれません。息子は電車に乗ることができず、担任と2人で後を追うように目的地に向かったそうです。置いていかれることが大嫌いな息子ここでまた大泣きが始まったそうです。後から来た息子をみんなが待ってくれていたのに、感じ悪い態度をとったり言ったりしていたそうです。動物園についてすぐに、集合写真を撮ったようで、めちゃくちゃ泣いている写真でした・・・。こんなこと今までなかったと何度も言っていますが、こんな子ではなかったんです。

家に帰りながら、息子に「楽しかった?」と聞くと、泣いた後の顔で無言でした。担任の話からは楽しい思い出にはきっとならなかったんだろうなと思いました。お弁当だけは完食していたのでまだ救われました(笑)小学校に入学して初めての遠足は、大泣きの遠足で幕を閉じました。

私が担任にどんなことがあると、嫌がるのかちゃんと話しておけばよかったと反省をしています。「先にお友達が行ってしまい置いていかれると、焦りと不安で泣いてしまうこと」を伝え忘れていたのです。遠足でそうなるとは思っていなかったので、油断していました。犬嫌いは話していたんですが、こんなに大惨事になるこだわりとは思ってもいませんでした。

初めての普通級との合同遠足

1週間後に今度は、1年生合同の遠足がありました。また同じような大泣きの遠足になると困るので、担任にどんな時嫌がるとか、苦手なことなど改めてお話をしました。息子に「また遠足があるよたのしみだね!今度は大きい公園で遊具やアスレチックとかで遊んだりするみたいだよ!」と話すと、楽しみな様子で「遠足行きたい!お弁当何にする?」と普段通りでした。

1年生合同の遠足も晴天でした。支援学級4名に対して、担任と副担任、介助員2名が付き添いで参加しました。もちろん息子の専任は担任です。遠足のグループ10名(班長1名)の班分けされており、公園内をグループ行動したり、お昼のお弁当もグループで食べたようです。移動する時は、グループのメンバーと手を繋いで歩いていました(もちろん、背後には担任がお付きです)

お迎えで待っていると今回の息子の表情は以前よりも普通の表情で帰ってきました。担任は疲れた顔していましたが(笑)担任にフィードバックを聞くと、今回は見違えるくらいグループ行動が出来ていました。遊具で遊んでいる最中に、次の遊具場所へ移動すると班長の子が呼びに来たら、素直に移動できたとか、お昼のお弁当も静かにもくもくと食べていたとか、駅の改札口も問題なかったと(私の心:改札通ってないからかな?切符やSuicaとか使わないですもんね、普通の遠足は)、担任はほっとしたように話していました。支援級の先生は、普通級の子との行事は神経を使うんでしょうね・・・。先生本当にお疲れさまでしたと思いました。後日、遠足の写真販売があり息子を探すと、グループメンバーと行動していたり、手を繋いで移動したり、お弁当を食べたりと普通に馴染んで見えました。集合写真もちゃっかり1年1組に入って写っていました。普通級に在籍できてたら、もっと社会性が伸びるんだろうなと思いながら見ていました。勉強はついていきないから無理なんですがね(;’∀’)今回の合同遠足のおかげで、前回の大泣き遠足で本人は辛かったと思うのでを楽しい思い出として上書きできてよかったなと思います。

最後まで読んで頂きありがとうございました。同じ時期に行った遠足なのに、こんなに行動が違うんだなと思いました。健常児との交流は、息子にとって良い刺激になるんだなと改めて思いました。この合同遠足の翌日から、健常児と運動会に向けて合同体育など日々の交流が多くなっていきます。そのおかげなのか、学校に慣れてきたからかわかりませんが、徐々に息子の行動も落ち着いていきます。1年生合同の社会科見学もとくに問題なく、参加することができました。

次回は小学校1年生 初めての学芸会について書いていきます。

息子についての記事はこちら:https://autismlife-blog.com/category/theirson/

息子について
我が家の自閉っ子について、日常、課題、できること、苦手なことなど書いていきます。
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息子について生い立ち
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