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我が家の自閉っ子の生い立ち(小1特別支援学級 初めての運動会編)

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息子について

こんにちは、今回は我が家の自閉っ子の生い立ち(小1特別支援学級 初めての運動会編)について書いていきます。我が家の自閉っ子が通っていた小学校の運動会は5月でした。入学して1カ月半後には大イベントの運動会、特別支援学級の子にはハードスケジュールに感じました。息子は問題児の真っ只中!運動会どうなってしまうのか、私も担任も心配でなりませんでした。運動会を成功するためには、担任と家庭で乗り越えるしかないと私は思っていました。4月で担任との距離をぎゅっと縮めることができたので、息子についてお互い共有していきました。公立の先生は、親の話を聞いて、そして実行してくれます。私より少し歳が上の先生でしたが、ベテランではなかったので熱心に柔軟に対応してくれる方でよかったなと今なら思います。

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公立の特別支援学級の運動会はどんな感じ??

公立の特別支援学級の生徒は運動会ってどんな感じなのか?と私は最初よくわかっていませんでした。健常児の普通級の生徒とは別に何かするのか?混合で一緒に競技に出るのか?疑問がたくさん出てきました。事前準備は家族でもしないとと思い、担任にどんなことをするのかを聞きました。息子が通っていた小学校の話ですので、参考にならないかもしれませんが書きます。

<息子の小学校では>

  • 健常児の普通級と特別支援学級の生徒は、運動会中は混じって行動する、入退場の行進、観戦席など基本的ずっと一緒に過ごす(支援級の先生または介助員がそばに付き添う)
  • 普通級と支援学級の生徒は同じ競技に出る(今回は玉入れ、ダンス、徒競走50mmの3競技)
  • 足が速い子なら 最後の目玉の選抜リレーにも出れる(息子には無縁な話)

基本的には健常児と一緒に混じって競技をするけれど、介助が必要な子にはその子の傍に先生か介助員が付き添って競技に参加するそうです。例えば、徒競走でスタートできなかった場合や最後まで走り切れない子がいれば、手を繋いでゴールまで介助したりするそうです。泣いて嫌がっている場合は無理に競技に出さない方針と教えてくれました。

運動会の練習の様子 家庭で取り組んだこと

運動会という大イベントがまさかの5月!!まだ入学してまもない時期から運動会の練習がスタートします。息子は前回話した通り問題児で、担任もお手上げ状態の日々。運動会はどうなってしまうのかとみんなが心配していたと思います。私は事前に何の競技をするのか聞きました。玉入れ、ダンス、徒競走50mの3つだと聞いて、ダンスはたぶん覚えるのに時間がかかると思うと伝えました。気分屋なのでやりたくないときは練習に参加しないかもしれないので。家庭でも毎日練習したいので、振り付けのDVDを頂けないかとお願いをしました。前例がないと言われてしまい、すぐには頂けなかったのですが、振り付けの先生が踊っているDVDを個別に頂くことができました。頂いた日から、毎日テレビで見ながら練習しました。

<取り組んだこと>
ダンスは事前に振り付けDVDを提供してもらい、家庭でも毎日練習をした

<運動会の練習の様子>

担任にダンスの合同練習の息子の様子を聞くと、普通の体育の授業のように嫌がったりせず、健常児の子を一緒に頑張って練習していると聞きました。担任も違いにびっくりしているとまで言っていました。合同体育の指揮をしていたのは普通級の先生でした。それを聞いて「それはとてもよかったです、健常児の子が良い見本になっているんだと思いますよ!」と私は話をしました。健常児と関わることはいい刺激になるんだなと改めて思いました。どんどん健常児と交流してほしい!と思いました。健常児の覚えるペースと息子のペースはやはり差が出てきてしまうので、家庭内で練習をしてなんとかカバーすることができたと思っています。玉入れと徒競走も数回、合同体育で練習をしたようで特に問題行動は出ずに参加していたと言っていました。徒競走で1番になりたい!とい気持ちはまだこの時は芽生えてなかったので、平和な時期でもありました。

小1特別支援学級 初めての運動会(5月)

5月末いよいよ、小学校の初めての運動会の日がやってきました!お天気は晴れ男だけあり、晴天でした。息子の学校の運動会スタイルは、自分の子どもの出番の時はいい場所で見れるように入れ替え制の立ち見でした。昔みたいに場所取りとかありません。お昼も生徒は自分の教室でお弁当を食べるので、親は家で食べてもよいし、ファミレスで食べてもOKでした。親としては楽ちんでした。

生徒入場

健常児と支援級の子が背の順で並んだ状態で入場してきました。息子は一番背が高いので一番後ろでした。息子は一番最後が大嫌い!!!、なので並び順が決まった時は嫌だ!嫌だ!と騒いだので、一番後ろは担任がつくことになり、本人的にはOKだったそうで、運動会当日も担任が少し距離を置いて後ろを歩いていました。本当に手がかかる息子で申し訳ないなと思いながら見ていました。。。 そもそも、2番目に背が高い子が一番後ろにすればよかったのになぜそうしないのか謎でしたが、入場はごく普通に落ち着いて行進することができていました。

玉入れ

玉入れ、一年生の定番競技です。保育園の時もやっていましたが、100名くらいいるのでとても賑やかな玉入れでした。息子の問題行動も出ずに、後ろで担任が見守っている感じで、玉は入っていないが参加はしていました(笑)玉入れるのが下手くそで笑ってしまいました。背が高いから本来なら一番玉が入りやすいはずなのに、活躍できていませんでした。

ダンス(ドラえもんの衣装を着て、星野源さんのドラえもんの曲で踊りました)

1年生らしい、ドラえもんデザインのタンクトップみたいな衣装を着て、音楽に合わせて踊りました。男の子がドラえもん、女の子がドラミちゃんでとても可愛かったです。支援級4名が混じっての合同ダンス、特に悪目立ちすることもなく、落ち着いてみることができました。息子も健常児の子とハイタッチしたり、輪になってダンスをしたりと、間違った場面もなくとても上手に出来ていたと思います。担任の先生も遠くで見守っていましたが、今日の出来を見てほっとしたことでしょう(笑)息子よく頑張ったと思いました((´∀`))

50m徒競走

徒競走50メートル、保育園の時もしていたのでこれだけたぶん大丈夫だろうと思っていました。タイム順で構成されたメンバー、息子・支援級の男の子・普通級男の子3名の合計5名で走りました。息子は早く走れるタイプではないので、きっとペケだろうと思って見ていました。息子の横に担任が何かを話しかけていました。「よーいどん!」のピストル音が鳴り響き、息子はよいスタートをきって、走り出します。予想より早く走っている息子、ライバル視している支援級の男の子 (仲良しのお友達)と1位を競うことになりました。タッチの差で息子は2位になります。順位なんてどうでもよくて、最後まで全力で走り切った息子、よく頑張ったと拍手をしてしまいました。

この徒競走をきっかけで、1番になりたいというこだわりを引き起こすことになります。この時はまだ順位を気にしていないようでしたが、1位ってすごいんだ!と感じ取ったのでしょう。

最後まで読んで頂きありがとうございました。4月末の授業参観では問題児でこの先どうなってしまうのかと心配でしたが、5月末の運動会はとても良い表情をした息子を見ることができました。健常児と混じって競技をすることがよかったのではと思います。健常児と特別支援学級のクラスは校舎内でかなり離れているので、普段は休み時間の校庭遊びのときくらいしか、混じることがありませんでした。運動会の練習が始まり、初めての合同授業があったくらいです。健常児と一緒の授業が息子にとっては良い刺激になって、息子の問題行動が改善してくれたのかもしれません。先生や大人が教えるよりも、同級生の健常児と接する方がたくさんのメリットがあると私は思います。もしかしたら、担任が一番感じたことかもしれません。合同授業の時は、なぜか問題行動が出ない!と担任が言っていました。運動会が終わり、6月入ると学習モードに切り替わります。また問題児に戻るのかとヒヤヒヤしましたが、授業に参加することはできるようになっていました。その代わり、また違う問題行動が生まれ、担任とまわりのお友達を悩すことになっていきます・・・。その話は、以前にブログに書いた:誤学習で息子が問題児に!困った時に参考にしたおすすめの本 – 自閉っ子ママの子育てブログ (autismlife-blog.com)を読んでください。

次回は小学校1年生 初めての遠足編について書いていきます。

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息子について生い立ち
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自閉っ子ママの子育てブログ

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