こんにちは、今回は音読苦手な子におすすめしたい1冊!!を紹介したいと思います。
みなさんのお子さんは音読は好きですか?毎日嫌がらずに音読の宿題をしていますか?
我が家の自閉っ子は音読の苦手意識が強くて、習慣化するまで長い長い道のりでした。公立の特別支援学級(知的障害学級)では音読の宿題がなかったのですが、転校した小学校(自閉症学級)では音読カードというものがあり、教科書でも絵本でもなんでもよいから読んだらカードに記入という宿題がありました。でも、息子は音読カードには全く興味がなく、私がやろう!と誘っても、音読をやる気になれずに全然しませんでした。なので、文章はすらすら読めずにロボット読み、読解力もなかなかつかないので要約や感想も言えない、語彙も増えない、国語は漢字以外は致命的でした。音読をしようとしても、教科書は学年レベルで難しい、家にあった赤ちゃん向け絵本や幼児向け絵本で練習していきましたが底をつきます。図書館に借りに行くのも面倒と思ったとき、息子向けの一冊に出会います!
おすすめな1冊
おすすめしたい1冊 頭がよくなる! 寝るまえ1分おんどく366日 です!!
4~8歳用なので、知的障害ありの発達っ子達におすすめです。
最初の方は、ひらがなが大きい文字で書かれていて簡単に音読ができます。息子も次男も嫌がらずにクリアでした☆
ページが進むにつれて文字も小さくなり、文字数やページ数字も増えていきますが、1分程度で読めてしまうのでかなり負担が少なくてすみます。やわらかいイラストや漢字にはふりがなもついているので小さい子でも読みやすいです。寝る前に読んでもよし、登校する前に読んでもよいと思います。
話のセレクトが一度は読んでもらいたい名作のお話ばかりなのがとても良いなと思います。
字がまだ読めない、1人で音読はまだ難しい場合は、追い読みから始めていくと良いと、療育の先生からアドバイスをもらいました。先に大人が読み上げ、子どもが同じところを読みます。繰り返していくうちに、音読できるようになっていくと思います。
発語がまだない子なら、お母さんやお父さんが読んであげてもよいと思います。イラストがあるのでそれを見て、お話を聞くだけでも脳によい刺激になると思います。
音読のメリット
音読を毎日することで、メリットはたくさんあります。
- 字を見て、言葉として声に出すことで脳に良い刺激を与える
- 読むのが上達してくる(ロボット読みから、徐々になめらかに読めるようになっていきます)
- 滑舌が良くなる
- 語彙が増える
- 漢字が読めるようになる
- 黙読の読むスピードが早くなる
- 読解力がつく
- 本を読むことに慣れて、自分から本を読もうとする気持ちが湧いてくる
音読を始めてから、息子は滑舌がよくなってきたなと感じています。また、語彙も増えて会話のキャッチボールが上達したなと実感しています。そして、自分から本を読みたい気持ちが芽生えました!この絵本を読んでみたいから買って!という会話が息子から出た時はびっくりしました!発語が4歳過ぎと遅かったので、まだまだこれから伸びると信じて音読習慣を続けていこうと思っています。
最後まで読んで頂きありがとうございました。
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