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転校することを本人に伝える 転校で生活スタイルが総替わり

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息子について

我が家の自閉っ子は、小学校2年生のタイミングで、特別支援学級(知的障害学級)から自閉症学級へ転校しました。転校した理由は前回の記事に載せています。一緒に読んで頂けたら幸いです。

前回の記事は我が家の自閉っ子の生い立ち 転校(特別支援学級から自閉症学級) – 自閉っ子ママの子育てブログ (autismlife-blog.com)

まずは、転校することを本人に話をしないといけません。まずはその話から書いていきます。

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転校することを本人に伝える

息子に、転校することを伝えたのは、3月に入ってからでした。前小学校の担任には、スキー宿泊学習の振り替え休日があけた翌登校日に、直接お話ししたいことがあると伝え、翌日の放課後に時間を頂きました。担任はおそらく宿泊学習で何かクレームでもあるのかとヒヤヒヤしている様子でした(笑)転校の話をすると、担任の表情は????でいっぱいの様子でした。何にも相談していなかったので予想通りの様子でした。いろいろ考えた結果、息子を自閉症児に特化した学級で学ぶことが良いと家族で話あって決めたと話すと、すぐに承知してくれました。私は、息子で疲れ果てている担任にも問題行動で統制が取りにくい学級的にも息子がこの学級からいなくなる方が良いと当時思っていたので、担任もそう思っていたと思います。転校については、すぐには本人には伝えないと担任に話をしました。ひとまず3月までは内密と担任にお願いをしました。お別れ会をしてくださるそうで、3月上旬には学級のみんなにも転校について話をしたいと言われたので、本人に話をしたら連絡することになりました。

息子に転校をすることを伝える

◆伝えた時期は、転校する1カ月前

3月に入り、転校する学校のパンフレットを見せたり、毎週通っている療育先の近くに小学校があるので、4月からここの小学校に通うんだよと繰り返し伝えていきました。

◆転校というより、卒業と伝えた

6年生の○○くんと一緒に、○○学級を卒業するんだよ!と卒業という名で伝えると、息子は理解できたようで戸惑いもなくわかったと言ってくれました。

◆転校するとうれしいことがある話をする

転校先の同級生には、お友達の自閉っ子が数人いるので、これからは毎日○○君に会えるし、休み時間も遊べるね!、校庭に大きい滑り台があるね!と楽しいことがたくさんことを伝えました。また、毎日大好きな中央線やバスに乗れることも伝えました。息子は早くこの学校に行きたい!ととっても前向きな気持ちになってくれました。

息子の転校を特別支援学級の全員に周知

息子に転校の話をしたと担任に伝えると、数日後に担任から学級全員に転校の話をしたようです。転校することは、息子よりも他の生徒さんのが混乱をしている様子でした。6年生は卒業することはわかっていたけど、○○くんも?と!なんでなんで?どうして?お引越し?と騒いでいたようです。息子のことを問題児と言って軽いいじめっ子だったグレーの高学年の子は、転校することがわかると、急に息子に優しくしてくれるようになり、私はよかったなと思いました。

お別れ会と最終登校日

3月末に6年生の子と息子は学級のお別れ会をしてもらいました。主役だったので終始機嫌がよかったと聞きました。お手紙をもらったり、担任お手製DVD(息子の学校生活や行事の写真をまとめたもの)をもらったり、プチギフトをもらったり、楽しい会になったようです。息子はどう思ったのかわかりませんが、泣いたり寂しい様子は全くなかったことは覚えていきます。

学校最終日の日には みんなから、「新しい学校に行っても頑張ってね!!」とエールをもらい、少し照れ臭い様子でした。校長先生やつながりがあった先生方が下駄箱付近でお見送りをしてくれ、校長先生には頭をポンポンされて、「頑張るんだよ!」とお手紙を頂きました。下駄箱から校門までの道のりを息子は「ばいばい!ばいばい!」と何度も振り返って、大きい声でお別れの挨拶をしていました。そのたびに、担任の先生が大きい声で「○○くん!がんばれ!」と言ってくれたのが印象的でした。息子を見ると泣いている様子はなく、前向きな表情だったのを覚えています。

転校先に行ってから前の小学校に戻りたい!という話題は一切ありません。息子にとっても、転校は転機だったとそう思います。

次は転校をすることで、生活スタイルが変わったことを紹介していきます。

登校時間、通学路、利用する公共交通機関が総替わり

学校の場所が変われば、通学路、利用する公共交通機関も変わります。年中から通っていた療育先が小学校の近くにあったので、自宅から学校までのルートは、スムーズに変更できました。

小学校2年生から電車(乗り換えなし)と学校最寄り駅から学校まではバスで通学することになりました。学校から一人通学OKが出るまで、私と一緒に登下校をする日々が始まりました。

服装や身に付けるものが総替わり

転校した学校では、指定ランドセル、指定ショルダーバック、指定制服(学ラン)、皮靴で登校します。今まで、楽な恰好&スニーカーで小学校に通っていたので総替わりでした。

新しく変わることが好きではない息子でしたが、制服を着ることには全く抵抗がなく、駅員さんみたいな帽子と学ランなので、着ると喜んでいました。同じ息子なのに、制服を着ると不思議とお利口さん見えました、孫にも衣装!って言葉が頭に浮かびました。新しいランドセルも皮靴も特に嫌がる様子は見られず、服装は大丈夫でした。ですが、学ランの着方、ズボンのフォックとチャック閉め、ベルトの締め方、ワイシャツのボタン留めなどは、私の介助がないと、一人ではできませんでした。学校では体操着で過ごすので、登校した時と下校準備で毎日制服の着脱しないといけません、慣れるまで息子は大変だなと思いました。

最後まで読んで頂きありがとうございました。お別れ会をみんなでしてもらい、とても良い思い出になったと思います。仲良しでライバルだった男友達とは毎日学校では会えなくなりますが、放課後ディでたまに会えるので息子的にはまた会えると思っていたので、寂しくなかったのかもしれません。転校して数年経ちますが、放課後ディで会えば一緒に遊んでいるようです。友達とはいつまでもつながっていてほしいですよね(^▽^)転校先の制服のおかげで、ワイシャツのボタン留め、ファスナー付きズボンの着脱、ベルト付けなどができるようになりました。将来に役に立つかまだわかりませんが、できるようになってよかったなと思います。母親が前向きな気持ちを維持すると、子どもも前向きでいられると以前療育先の先生に言われました!心配でも、子どもの前では前向きに演じること!簡単そうでなかなかできないんですよね(;’∀’)でも転校については、家族全員が前向きな気持ちだったので息子も前向きにスタートすることができたと思っています。

次回は、転校先の初日の様子について書いていきます。

息子についての記事はこちら:

息子について
我が家の自閉っ子について、日常、課題、できること、苦手なことなど書いていきます。
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息子について
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