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数の比較 多い(いっぱい)と少ないを理解させる取り組み

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家庭療育

こんにちは、今回は我が家の自閉っ子に教えていた 多い(いっぱい)・少ないの家庭学習についてです。

みなさんのおこさんは、日常生活の中で自然に多い少ないなどの形容詞を覚えられたでしょうか?我が家の自閉っ子は、形容詞はすべて家庭セラピーのトレーニングで徐々に理解して、わかるものを増やしてきました。自然と身に付けていく定型発達の子って天才だな!って改めて思います。でもトレーニングを繰り返しすることによって、理解できることも多いです。頑張りましょう!

それでは、多い(いっぱい)と少ないを理解させるトレーニングについて書いていきます。

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実物を使って、多い(いっぱい)と少ないを理解させる

物の多い少ない

まずは実物を使って、多いと少ないを理解させていきました。お皿2枚とおはじき(お菓子でも可、チョコボールやアポロ、クッキーなど)を用意します。1枚のお皿にはおはじき1枚、もう片方のお皿にはおはじき10枚入れておきます。最初は目でみて多い少ない(10:1とか)を瞬時に判断できるほうがいいと思います。大人がまずは見本を見せます。「多い(いっぱい)はどっち?」と指示をだして「こっち」と言って指差しします。少ないも同様に行います。そして、大人が指示をして、子どもに同じように真似をさせます。おはじきよりも、お菓子(チョコやラムネ、グミとか)でやる方が子どもは頑張って取り組んでいました。

飲み物の多い少ない

机の上に、空っぽのガラスのコップ2つ用意します。目の前で、お茶でもジュースでも構いませんので1つのコップにはいっぱい入れて、もう1つのコップには少なくいれます。「これはいっぱい入っているね」「こっちは少ない!」と子どもに説明をします。大人が「いっぱい入っているのはどっち?」と指示して、「こっち!」といっぱい入っているコップを指さします。少ないも同様にやってみせます。それから、子どもに質問をして、答えてもらいます。

絵カードを使って、多い(いっぱい)と少ないを理解させる

次は絵カードで試します。我が家で使っていたかずカードは下記のかずカード (100てんキッズ)です。

 「多いのはどっち?」か「少ないのはどっち?」かの質問

例えば、いちごとキャンディのカードを使用してみます。まずはパッと見ただけで判断がつくものを選んでトレーニングです。

①それぞれ「多いのはどっち?」か「少ないのはどっち?」かの質問をして、子どもに指差しでもタッチでもいいので、正しいほうを選べばOKです。大人が手本を見せてから、こどもにやってもらいましょう。

②それぞれ「多いほうをママにちょうだい」「少ないほうをママにちょうだい」と大人にカードを渡します。 ①それぞれ「多いのはどっち?」か「少ないのはどっち?」かの質問をして、子どもに指差しでもタッチでもいいので、正しいほうを選べばOKです。大人が手本を見せてから、こどもにやってもらいましょう。

③飲み物のいっぱいと少ない絵カードも用意して、同じように取り組んでいきましょう。

ついつい忘れがちですが、できたときは、たくさんたくさんほめてあげましょう!

日常生活でも多い少ないを意識して生活していきましょう

多い少ないがわかってきたら、日常生活でも意識して生活してみましょう。ジュースや牛乳をコップに入れるときに「多め?少なめ?どちらにする?」と聞いてもよいですし、おやつの時間にお菓子をあえて少なく入れて、「これって、いっぱい?少ない?どっち?」と聞いたりしていました。

このトレーニングで、多い(いっぱい)少ないを理解した息子です。最後まで読んで頂きありがとうございました。

療育関連の記事はこちら:家庭療育 – 自閉っ子ママの子育てブログ (autismlife-blog.com)


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