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我が家の自閉っ子の生い立ち 転校(特別支援学級から自閉症学級)

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息子について

こんにちは、今回は我が家の自閉っ子が特別支援学級(知的障害学級)から自閉症学級がある小学校へ転校したことについて書いていきます。

公立の特別支援学級(知的障害学級)に入学して1年が過ぎる頃、我が家は小学2年生のタイミングで転校する準備を進めていました。2月のスキー合宿学習から帰ってきた翌日が転校する学校の面接日でした。前日まで行っているスキー合宿を諦めようかと悩みます。スキーで骨折したらどうしよう、風邪をひいたりしたら面接できずに水の泡だなと考えましたが、息子が自分だけスキー合宿に行けなかったと泣かれても可哀想、最後の思い出作りに行かせてあげたいと思い行かせました。2泊3日の楽しい旅行、雪遊びをたくさんして自然に長時間触れたがよかったのか、合宿から帰ってきた息子は、情緒が落ち着いて見れました。翌日の面接日は雪が降りそうな雨でとても寒い日でしたが、寒さなんかへっちゃらでとてもご機嫌でした。幸いにも転校先から合格を頂きます。

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転校した理由

1番の理由
担任との相性が合わなかった

自閉度が高い息子と担任(学級主任)の指導の仕方が合わなかったこと。

入学する前から何度か見学で相談していた信頼できる特別支援学級の主任が異動してしまったことで、私が思っていた支援内容ではありませんでした。主任が変わったことで、学級のカラーが変わってしまうのは仕方がありません。今年かわったばかりだと、あと数年間はこのまま主任は変わらないだろうと考えます。発達障害の軽い子にはとっても良い先生だと思うし、こちらのお願いも聞いてくれたり熱心に頑張ってくれていたと思います。ですが、息子にはやり方が合わない為、誤学習や問題行動の増加につながってしまいました。息子に今必要な支援がこのままではすぐには受けられないと思い、入学して1カ月たたないうちから転校を考え始めました。

悪循環な環境をリセットしたかった
息子がこの場所(学校)なら好き放題できる環境と思っていることからリセットしたかった

息子は入学してから誤学習をしたり、問題行動が増えてしまいました。そして、息子はこの先生ならふざけても許されると思い込んでいる様子があったのでこの環境をリセットしたかったのも理由のひとつです。学校は学習するところ、クラスメイトとは競ったりするのではなく、仲良く遊んだり、助け合い協力することを知ってほしいと思いました。特別支援学級の高学年の発達障害グレーの子達(正義感が強い子)が、先生を困らせる息子は問題児!と言って、息子の文句ばかりを言ってきたり、息子が挨拶しても無視したりで軽いいじめ??のように感じ、親から見ても嫌な気持ちになりました。先生を困らせてる息子が一番悪いのですが、その子のいじめみたいな行動を注意しない先生もどうなんだろうと疑問に持ちました。この悪循環をリセットしたかったのです。

学習面が足りない

知的障害の特別支援学級だったので、学習面がぜんぜん足りません。知的障害学級だから学習は求めてはいけないのかもしれません。息子がいた特別支援学級は、宿題1枚と少なかったり、テストもありません。そして算・国・連絡帳のノートは使わないので板書もありませんでした。絵日記もありません。文字を覚えるには板書や日記って大事だと思いますし、テストがあるから勉強するという気持ちも植え付けたかった。1年生の3月でも、まだひらがなカタカナのなぞりや算数は10までの足し算や引き算をやっている、授業の流れがとてもゆっくりでした。上の学年の授業を見ても、ゆっくりな印象でした。普通級に出る子は、知的障害なしで落ち着いている子だけなので、息子は一生行けそうにもないなと思いました。

息子は当時の発達検査でDQ70程度だったので、通っていた知的障害学級の学習はやや物足りないなと私は思いました。療育先では、算数も国語も1年生相当を習っていて、なんとかついていけたので学年相当の授業をやらせていきたいと思っていました。特別支援学級(情緒学級)が私の住む地域にはないので、普通学級か知的障害学級の2択しか選べませんでした。特別支援学級(情緒学級)があれば、学年相当の学習を学ぶことができたのかもしれません。情緒学級が当たり前に全国的にできるとよいなと思います。

同じ学年の普通学級と特別支援学級の交流が思っていた以上に少なかった

普通学級と特別支援学級の教室は棟が違うので、普段は休み時間の校庭などでしか健常児と接点がありませんでした。交流できるのが行事やイベント、月2回の交流する科目くらいしかないので、普通学級のお友達の名前は一度も出てきませんでした。保育園や幼稚園の時のように、もっと盛んに健常児と接点がほしいなと思いました。

最後まで読んで頂きありがとうございました。

こちらに書いたことはあくまでも我が家の自閉っ子の場合なので、こんなケースもあるんだ程度で読み流してください。地域や学校によって全然違うと思います。小学校に入学してから、息子はどんどん問題児になっていきました。この悪循環を断ち切るには、自閉症児に特化した学級がある学校に行くのがよいと判断しました。結果、転校してよかったと今でもそう思っています。今の学校がとても良いかと言われたらそうでもありませんが、前の小学校の環境よりは良い!とは言い切れます。息子は転校先でどんどんできることが増えていきます。担任や周りの同級生からも問題児とは一度も言われたことはありません。息子は学校が大好きで、一度も遅刻も欠席もなく、張り切って毎日登校しています。それだけで、親としてはほっとしています。

次回は、転校を本人にどう伝えたか?転校先で生活スタイル総替わりについてを書いていきます。

息子についての記事はこちら:

息子について
我が家の自閉っ子について、日常、課題、できること、苦手なことなど書いていきます。
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息子について生い立ち
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