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1人通学できるかな?我が家の自閉っ子が一人通学するまでの取り組み(1年生時代)

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息子について

こんにちは、今回は我が家の自閉っ子が、1年生の時に取り組んだ1人通学ができるまでの様子を書いていきます。

普通は小学校1年生から1人通学が当たり前ですよね?

ですが我が家の息子は、自閉っ子!

小学校1年生の時は、やはり1人通学は心配ですし厳しい状況でした。息子は公立の特別支援学級がある小学校に通い始めるのですが、その小学校までは、電車通学でした。なおさら、一人通学のハードルが高かったのです。

親子で登下校の電車通学がスタートします。以前から電車に乗ることは慣れていたので、電車に乗ることを拒否るようなことはありませんでした。むしろ、毎日電車に乗れるのがうれしかったかもしれません。マイSuicaでタッチできるのが嬉しそうでした!

我が家から学校までは、電車の乗り換えはなしで数駅先、徒歩を入れても通学時間は片道20分程度でした。この学校に決めた時に、通いやすさも考慮して選びました。

特別支援学級に通っている生徒さんは、高学年のしっかりした生徒さん以外親子で登下校をしていました。登下校は下駄箱付近で担任の先生に手渡しな感じです。4月から1月まで、親子並んで登下校を続けていきます。

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1人で学校に行きたい!という気持ちが芽生える

1年生の時の夏休みがあけたある日、急に我が家の自閉っ子から、僕1人で学校行けるから!着いてこないで!と言われます。1人で学校に行きたいという気持ちが芽生えたようです。登下校の大多数の生徒さんが1人で登下校をしているので気がついたのでしょう。これはチャレンジするしかないと、1人通学のトレーニングを始めました。

近道より安全な通学路で登下校をする

ぼく1人で学校に行けるからと言われても、すぐにいいよとは言えません。担任の先生に相談すると、親の判断にお任せします、下駄箱まで1人でこれるなら構わないと言われました。公立の特別支援学級の先生でも登下校の練習には付き合ってくれません。私ひとりで頑張るぞと気合いが入りました!

息子はやる気マンマン、1人で行きたいならママと約束をしようと話をします。

  • 必ず決まった道順で学校まで行くこと
  • 走らないこと
  • 電車内は静かにすること
  • 信号を必ず確認すること
  • 横断歩道の前で止まって、車やバイクがいないか左右を見て確認すること
  • みどりのおばさんの指示を必ず聞くこと

これができるまで、ママと一緒に登下校です!と話をしました。

学区外なので正式な通学路がありませんでした。まずは、息子が徒歩で歩く道順決めをしました。家から最寄り駅の道順と、学校の最寄り駅から学校までの道順の安全なルートを決めて、息子に教えていきます。

信号がない横断歩道はとくに注意が必要

登下校で1番注意したいのは、車やバイクにひかれないことですよね。とくに横断歩道を渡る時です。

息子は小さい時から信号が大好きだったので、信号のルールはしっかり理解していました。

息子の通学ルートには、横断歩道が4箇所ありました。自宅から最寄り駅までに押しボタン式の横断歩道が1つ、学校の最寄り駅から学校までに2つの通常の信号の横断歩道と、みどりのおばさんがいる信号がない横断歩道の計3つでした。

信号がある横断歩道は、車が比較的通る場所なので、注意が必要です。子どもが横にいるのにも関わらず、赤信号を平気で渡る大人がいるので、つられて渡らないかだけは心配していました。また、押しボタン式の信号は、自分が押すというこだわりが根付いていて、やっかいでした。誰かが先に押すと、信号を渡らず、次を待つんです。。。やっかいでしたが、赤信号を渡るよりはマシだと目をつぶりました。

電車に乗り、学校の最寄り駅につくと、信号がある横断歩道が二箇所あり、そこはしっかり青信号に変わるのをじーっと見て、真面目に待ちます。我が家の自閉っ子は、渡る直前に信号がチカチカしたら、絶対に渡りません、そこはえらいです。問題なのは、信号がない横断歩道です。早すぎると、ボランティアのみどりのおばさんは立っていません。息子は1番に教室に入りたいこだわりがあったので、登校時間が早い。信号がない横断歩道の練習をしました。

横断歩道があったら、必ず止まること。右左を見て、近づいてくる車やバイクがいないか見ること、横断歩道を渡る時は手をあげて渡ること。みどりのおばさんがいたら、おばさんが渡ってよいよと言うまで渡らないことを話し、トレーニングをしていきました。最初は、右見て左見てが、左右に頭を振っているだけしか見えなくて、息子が心配でした。慣れてきたら、少しずつ、息子から距離を離して登校するようにしていきました。

こどもの気持ちを尊重して、尾行をして見守ろうと決意

通学ルート、横断歩道の渡り方が問題なさそうになったら、尾行で見守っていきました。まずは、学校の最寄り駅から、息子は行ってきまーすと1人通学してるつもりで行かせました。私は時間を置いて尾行していきました。つぎは、息子と隣の車両の電車に乗って見守りました。

1人通学したいという子どもの気持ちを阻害しないように、尾行を1カ月近く続けました。だいたい尾行に失敗して、電車内が空いているせいでばれてしまう日があったり、私だけ電車に乗れなかったという尾行失敗した日もありました。電車を1本乗り過ごしても猛ダッシュすれば、ゆっくり歩いている息子には通学路途中で見つけることができるので心配はなかったのですが、初めて尾行失敗したときは私が焦りました。そんな私のことを知らない息子は、いつも通りゆっくり登校して歩いていました。

どんどん息子が成長して、逞しく見えた瞬間でした。1年生の2月から、正式に1人通学を始めていきました。たまに、尾行して様子をチェックしていましたが、問題なさそうでした。幸いにも、電車トラブルに巻き込まれることがなかったので、息子の1人通学トレーニングは順調でした。一人で登校している息子を見るとどこかうれしそうな表情で、生き生きとしていました。

キッズ携帯やGPSで位置確認できるアイテムはもたせよう!

我が家は、私が尾行を失敗したタイミングで、キッズ携帯を持たせました。電話するというより、GPSで位置情報を確認するためでした。GPS BoT を利用しています、リアルタイムで位置情報がアプリで確認できるのと、学校についた、学校から離れたなどメッセージが届きます。こちらもとても便利です。キッズ携帯やGPSアイテムは、今の時代通学中の小学生には必須アイテムですよね。

おすすめGSP:GPS BoT、みてねみまもりGPS 

最後まで読んで頂きありがとうございました。おこさんが一人通学が恐いと言って無理そうなら、無理に早くやらせるのは禁物だと思います。息子の場合、大多数の生徒さんが一人で学校に通っていることに気づいて、自分も一人で学校に行きたい!という気持ちが入学して3カ月くらいで芽生えたのがきっかけです。私は、4年生過ぎるまで登下校付き合う気持ちでいました。予想より早かったなと正直思っています。その子のペースで一人通学は進めていってくださいね、事故が起きてからでは遅いので慎重に取り組んでいきたいですよね。一人通学ができるようになってから、息子は自分で!という気持ちがあらゆるところで出てきました。自分でもできるというやる気は、次への成長につながっていくんだなと思いました。息子は2年生から違う学校に転校することになり、1人通学はまた一からやり直しになってしまいますが、2年生からの1人通学も頑張っていきます。このお話はまたの機会に書いていきたいと思います。

療育関連の記事はこちら:家庭療育 – 自閉っ子ママの子育てブログ (autismlife-blog.com)


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