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我が家の自閉っ子の生い立ちをご紹介(2歳~3歳 ASD診断)

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息子について

こんにちは、今回は前回に引き続き、我が家の自閉っ子の2歳~3歳の生い立ちについて書いてきます。

前回はこちら:

1歳10カ月で保育園デビューし、発達が順調に進んでくれたらと願っていましたが息子は残念ながらそう簡単にはいきませんでした。発語は全く出ることもなく、むしろ定型発達児とはどんどん差が出ていくばかり・・・。うちの子だけなぜ?と鬱になりそうでした。

2歳からの息子について書いてきます。

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2歳

この頃の息子の特徴:基本的に大人しい、喜怒哀楽があまりないタイプ(多動はなし)
  • 帽子を嫌がってかぶらない
  • 発語はなし
  • 指差しなし
  • 目が合わない
  • 偏食になってきたのか保育園の給食(主食、副菜)をほとんど食べない、おやつと果物は食べる
  • お友達に興味を示さない
  • 保育園のお散歩や公園に行っても、あまり動かない
  • 紙芝居や絵本の読み聞かせに興味を示さない
  • 一人遊び(となりに保育士さんが一緒に遊んでくれていた)
  • 興味の幅が狭く、いつも同じおもちゃばかりで遊んでいる
  • 床に寝そべって遊んでいることが多い
  • おもちゃなど口にくわえている
  • おむつ(出たとも、交換しても要求しない)
  • 睡眠障害はないが、夜更かし朝寝坊、保育園のお昼寝はよく寝る
発達外来を受診(2歳6カ月)

かかりつけの小児科の先生から、すぐに見てもらえる発達外来の先生がいるからと紹介状を書いて頂き、一週間後行きました。主治医の先生から、子どもを見ると3歳までは診断はできないが、おそらく発達障害の疑いがあると告げられました。まずはと発達障害や自閉症スペクトラムの冊子、家庭で取り組んでみることの冊子を頂き、目を通すように言われました。そして、すぐにでも療育を始めなさいと言われました。(私はこの日は一日中涙が止まりませんでした、どうして・・。どうして・・私の子だけ。とばかり考えていました。この日は旦那にも親にも伝えることができませんでした)

療育に通い始める(2歳10カ月)やっと通える療育機関が見かり週1回1時間レッスン

主治医からすぐに療育を始めるようにと言われたので、通所受給者証が使えて、自宅から通える範囲の療育機関をあちこち電話をかけて探します。ですがどこもいっぱいで、数カ月から1年待ちと言われました。ひとまずキャンセル待ちの手続きをしました。当時は現在ほど通所受給者証が使える療育機関が少なかったのかもしれません。そして4か月後にやっとご縁を頂き、週1回1時間の個別レッスンを始めることができました。

療育の様子

個室で個別レッスンをするのですが、母子分離ができず、大泣きで最初の1カ月は療育しに行っているのに、大泣きして1時間が終わるという日々でした。徐々に母子分離ができるようになり、担当の先生との信頼関係も築いて、1時間レッスンに取り組めるようになっていきます。微細運動や粗大運動、絵カードの受容、お絵描き、シール貼り、パズルなどやっていました。

3歳

この頃の息子の特徴:性格は基本的に大人しいが、喜怒哀楽が少し出てきた(多動はなし)
  • 発語(⇒3歳11カ月から発語が徐々にで始まる
  • 指差しなし
  • 目が合わない
  • 保育園の給食は野菜以外は食べるようになる
  • お友達に興味を示さない
  • 保育園のお散歩の行き帰り 歩くとすぐに疲れたとしゃがんで動かない
  • クレーン現象、逆さバイバイがはじまる
  • 紙芝居や絵本の読み聞かせに興味を示さない
  • 一人遊び(となりに保育士さんが一緒に遊んでくれていた)
  • 興味の幅が狭く、いつも同じおもちゃばかりで遊んでいる
  • 床に寝そべって遊んでいることが多い
  • 爪噛みばかりしている
  • おもちゃなど口にくわえている
  • おむつ卒業(3歳10カ月)
  • 睡眠障害はないが、夜更かし朝寝坊 保育園のお昼寝はよく寝る
  • 祖父母のところで、お泊りができる(私がいなくても祖母がいればOK)
  • 保育園の行事、イベント、発表会など参加ができない(大勢の観客がいるような場所が苦手で、泣いたり、逃げたりしていた)
初めての発達検査 田中ビネー知能検査(3歳0カ月)
自閉症スペクトラムと診断される(3歳2カ月)

3歳0カ月に田中ビネー知能検査をはじめて受けました。大泣きして母子分離ができないと判断され母同席での受検。2か月後結果を聞きに行くと、全領域1歳8ヶ月(DQ51)でした。この検査で<知的障害を伴う自閉症>と診断されます。覚悟はしていたけど、実年齢の半分しか成長していないんだととてもショックでした。診断が出たことで気持ちの整理ができ、もう立ち止まってる場合ではないな!と決意し、こどものために頑張ろう!という前向きな気持ちになれました。

愛の手帳4度 取得(3歳3カ月)

自閉症スペクトラムの診断と田中ビネーの結果がでたので、愛の手帳を申請しました。結果、愛の手帳4度でした。3度はDQ50以下らしく、たった2の差!4度なんて運が悪すぎる・・・・。3度の手当の差が結構違うので正直、悔しかったです。

そして特児も残念ながら、取れませんでした(´;ω;`)愛の手帳3度ならスムーズに取れるようで、補助金が高額なのでかなり悔しかったです。息子よりDQがもっと上の子で取れている子がいることを後々知り、主治医さんの申請次第で合否がかわるようです。

弟誕生(息子3歳4か月) 赤ちゃん返り発生!

私のお腹が大きくなり、赤ちゃんがいることを伝えていたが、理解しないまま出産を迎えます。5日間出産のため入院、我が家の自閉っ子は大好きな祖母の家に5連泊します。私がいない5日間、あまり気にせず気ままに過ごしていたようです(薄情(´;ω;`)ウッ…)

私が退院して、弟を連れて息子がいる私の実家へ行きます。昼間は保育園に行っていた息子。保育園から帰ってくれると、私がいたのでニコニコ笑って近づいてきてくれました。そして、私が赤ちゃんだよ!と見せると、思考停止状態びっくりした顔をして見ていました。そして、逃げる=3。気になってまた見に来ては、また逃げる=3を何回も繰り返していました。寝るときは、私と弟とは寝ずに、祖母と一緒に寝ていました。息子にとって、弟は想定外の出来事だったのかもしれません。大きなお腹の中にいたのが弟だとわかるのもだいぶ後だったと思います。

私と息子と弟の3人は、2カ月ほど実家に居座ります。本当は1カ月の予定だったのですが、自閉っ子のやきもちがすごくて、弟の安全を守るため1カ月延長しました。弟に授乳しているときや抱っこしている時に、弟の足を思いっきりひっぱったりしていました。僕のママだ!とアピールしているように、必死な顔で訴えていました。弟が生まれる前は息子は抱っこ好き、ベビーカー大好きだったのですが、全て弟のものになっていました。もうお兄ちゃんだから、自分で歩くんだよ!と毎日言い聞かせていました。息子は私が思っている以上に、寂しい思いをしていたのかもしれません。お兄ちゃんとして、成長してほしい気持ちできつく言っていたのかもしれません。以前はしなかったいたずらやわがままな態度がとても増えた時期で、私も息子もイライラしていたと思います。弟が生後2か月頃になると、息子も慣れてきたようで大人しい息子に戻ってきました。弟をひっぱるようなこともなくなり、我が家へ帰ることができました。自分の家に戻ってくると、弟を家族と認めたのかわかりませんが、弟と仲良く生活することができるようになりました。一緒のふとんで寝たり、お風呂に入ったり、里帰り中は別々でしたが一緒に生活できるようになりました。

トイレトレーニング開始(3歳6カ月)

弟もすくすく成長し、首が座ってきて、子育てに余裕が出てきたので、トイレトレーニングをスタートしました。3歳10カ月でなんとかおむつを卒業することができました。おむつがはずれてからは、おねしょもおもらしも一度もないのが、息子の強みです。

詳しいトイレトレーニングの記事はこちら:トイレトレーニングのおすすめな「おまる」「絵本」と我が家の自閉っ子がおむつ卒業するまで – 自閉っ子ママの子育てブログ (autismlife-blog.com)

ABA家庭療育開始(3歳10カ月)

弟の出産と育児が落ち着き久しぶりに発達外来に受診をします。その時に主治医からABA療育を紹介されます。(ABAの出会いの記事はこちら:ABAに出会い、我が家は前向きなスタートを切ることができました – 自閉っ子ママの子育てブログ (autismlife-blog.com)

主治医に紹介されたABA療育機関に運よく通えることになり、3歳10カ月からABA家庭療育をスタートします。ABA療育レッスンは週1(親子90分レッスン)、家庭療育1日1時間~2時間実施していました。それ以外にも違う療育機関の個別療育、運動療育にも通っていました。息子はまだ単語らしい言葉は一切なく、発語がないに等しいレベルでした。ABA家庭療育では発語をメインに取り組み始めます。始めて1カ月で、あいうえお50音の発音ができるように徐々になり、様々な課題の模倣もできるようになっていきます。始めた頃は急激に成長しているのがよくわかりました。もっと早くからABAに出会って、家庭療育してあげればよかったなと思うくらいでした。この頃の私は、家庭療育の教育ママになっていたと思います。

最後まで読んで頂きありがとうございました。次回、息子の4歳~5歳のお話を書いていきます。

家庭療育の記事はこちら:

家庭療育
我が家の自閉っ子が今まで行ってきた療育について、これからやってみる療育について、書いていきます。
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