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我が家の自閉っ子の生い立ち(小1特別支援学級 初めての宿泊学習)

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息子について

こんにちは、今回は我が家の自閉っ子の生い立ち(小1特別支援学級 初めての宿泊学習)について書いてきます。まさか、1年生から宿泊学習があるなんて、正直びっくりしました。私が小学校の時は4年生からだったのに、今の子は早いのかしら?と思いましたが、特別支援学級の生徒さんだけでした。普通級の子たちは、今でも4年生からでした。特別支援学級の宿泊学習ってどんなの?と思う方もいると思うので、ここでお話していきます。

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特別支援学級の宿泊学習とは

息子が通っていた公立小学校の特別支援学級では、1年生から宿泊学習がありました。支援学級全体の宿泊なので、1年生から6年生全員参加します。なので、特別支援学級にいる子は、4年生から普通級と特別支援学級の宿泊学習に参加するので、1年間に 2回も宿泊学習があります。普通級の子からしたら、また羨ましいと思われるかもしれません。

支援学級の宿泊学習の内容は学校によって、さまざまです。目的は、母子分離、親元から離れ自分のことは自分でやる身辺自立の向上、仲間と助け合うこと、友愛の心を育むなどがあります。

行く季節や宿泊日数はこちらの地域の小学校によって様々、知り合いのママに情報取集すると、時期は6月か11月で、1泊2日が多いようでした。

息子の通っていた小学校は、寒い2月上旬、2泊3日のスキー合宿でした。学校から貸し切りバスで宿泊所に向かいます。参加するかしないかは一応任意で、参加費は有料でした。公立だったので、全部で5000円もしなかったです。このお値段で2泊3日食事付、スキーまで出来てこの値段びっくりですよね!!区の援助金がおそらくあったのかもしれませんが、私も行きたいって思ってしまいました(笑)スキーセット以外のウェアやゴーグル、手袋などは各自持参でした。なので、なんだかんだ準備金は一万円以上かかりました。

初めての宿泊合宿 バス見送り

初めての宿泊合宿、初めてのスキー体験!息子は遠足気分でとても楽しみにしていました。

出発の当日に改めて息子に「今日から先生や学級のみんなと一緒に2日間過ごすよ、家には今日も明日も帰れないからね」と伝えると、「やったー!!」ととってもうれしそうで、不安などは全くない様子でした。息子は、私や主人なしでも私の実家に何泊もへっちゃらで泊れるので、母子分離はすでにクリアできていました。なので親元から離れて数日間の宿泊学習をすることは、全く心配していませんでした。私自身も数日息子がいないなんて、焼き肉や寿司屋とか普段なかなか行けないお店で美味しいものでも食べに行こうか!と思ってしまうくらい楽しみでした♪

全員のお母さんたちが自分の子の見送りにきていました。見送りで手と振っていると、1年生のお母さんの中に、しくしくと泣いているお母さんがいました。「実は、私がいないで夜寝たことがないから、心配なんだよね」と言っていました。先輩ママが、私も1年生の時は泣いちゃったよ!とでも子どもってへっちゃらだから、大丈夫よ!と励ましてくれていました!私は息子がいない2泊3日何しよう!とウキウキ気分でしたが、お母さんによっては心配で悩んでいる方もいるんだなって思いました。

宿泊合宿のスケジュール

1日目 学校出発⇒高速パーキングエリア休憩⇒宿泊施設⇒お昼⇒スキー体験⇒お風呂⇒夕食⇒自由時間⇒就寝(9:00)

2日目 起床(7:00)⇒朝食⇒スキー体験⇒お昼⇒スキー体験⇒お風呂⇒夕食⇒お楽しみ会⇒就寝(9:00)

3日目 起床(7:00)⇒朝食⇒帰る支度⇒お散歩⇒バス出発⇒お昼(外食:つけめんとわかなご飯)⇒お土産購入⇒学校(15:00)

体調不良やケガなどした場合は、担任から連絡がきます。発熱の時は現地までお迎えに行かないといけません。携帯電話は常に持ち歩き、すぐに迎えにいけるように、飲酒もさけました!ですが、息子がいると行けない焼き肉屋に、主人と私は食べに行きました。お酒が飲みないのは残念でしたが、息抜きはできました♪

宿に無事に着いた、子ども達はみな元気にしている、今日の出来事など、ちょいちょい報告メールが担任から保護者に送られてきました。報告メールがくるのはとっても有難いですよね(o^―^o)

2泊3日まで体調不良やケガなどはなかったようで連絡はきませんでした。無事に息子は宿泊学習に参加することができました。

お迎えとフィードバック

2泊3日はあっという間に過ぎていきました。心配していたママさんも特に担任から連絡こなかったそうで、安心したと話していました。帰りは大雨だったので、到着時刻よりも30分以上も遅く学校に到着でした。息子は2日ぶりに会う私を見て、「ただいま!これお土産だよ!」と言って、お土産をくれました。

疲れた様子ではありましたが、楽しかったと言っていたので、良い思い出が出来てよかったなと思いました。そして、担任からは2泊3日分のフィードバックの報告資料をもらいました。頂いた資料には息子の1日目、2日目、3日目の様子をびっしりと書いてありました。こんなにびっしりと文章をひとりひとりに書いている支援学級の先生って本当に激務だなと思ってしまうくらいでした!!寝る時間や休む時間なんてなかったことでしょう・・・。担任の先生や介助員の方はとっても疲れただろうなと思いました。お疲れ様でした!そしてありがとうございます!と本当にそう思いました。

フィードバックの内容は、スキー体験の様子、お風呂の様子、食事の様子、朝の支度や寝る前の準備、就寝の様子について、書かれていました。

スキーでの様子は、雪を目にするととても嬉しそう表情をしていたと書いてありました。生まれて初めてのスキー体験と聞いていたが、スキー板をつけて少し練習をするとなだらかな坂を滑ることができた、運動バランスの良さを知りました。スキーよりもソリーや雪遊びに夢中だったと書いてありました。お友達と雪だるまを作ったりと仲良く遊んでいたと書いてありました。リフトに乗っているときも落ち着いて、景色を楽しんでいたと書いてありました。

お風呂の様子では、ふざける様子や一番できていないことがたくさん書かれていました。体や髪の毛の洗い方がちゃんとできておらず、ささっと終わらせていたので手伝ったこと、着た服は脱ぎっぱなし、使ったタオルも床に置きっぱなしで一人ではむずかしい状況と書いてありました。そりゃ、まだできないわ!と思って読んでいました。お風呂に入ったときに、水かけっこやバタ足をしたりとふだける様子があったので、注意をしたとも書いてありました。

荷物整理も難しいと書いてありました。帰りの荷物詰めって難しいだろう!とここでも思ってしまいました。

食事はとくに問題なく、出ていた料理を完食して、外食のつけ麺とわかなご飯は好みの味だったようで美味しい!と言いながらもくもくと食べていたと書いてありました。食事の挨拶も元気よくできていたこと、食事のメニューを読むのもゆっくりながらも頑張って発表していたと聞きました。

自由時間はお友達や上級生の子達とも仲良く過ごしていたと書いてあり、よかったなと思いました。お楽しみ会ではみんなでかくれんぼ大会をしたようで、押し入れに入って隠れていて最後まで見つからない工夫をしていたと書いてありました。あと、カラオケやダンスなどもみんなと楽しめていたと書いてありました。

最終日の帰りに、お土産を買う時間があったようですが、なかなか選ぶことができず、どうしても大好きな電車系のおもちゃなどに目がいっていたと書いてありました。担任が「このおせんべい美味しそうだよ!」と進めると、「うん!これにする!」とすぐに決まり、あとお饅頭を追加して、担任と一緒に買い物学習をしたと書いてありました。お土産なのに、自分の好きなおもちゃを見ていたなんて、息子らしいです(笑)

最後に担任から、学校での様子と2泊3日の様子を比べると、身辺自立はだいたいできていることや問題行動も学校にいるときと比べて少なかったと書いてありました。協調性もあり、お友達と仲良くお手伝いすることもできていた。朝起きるとき、夜寝るときもスムーズで生活リズムも整っていて、この宿泊学習で息子のできる部分をたくさん知ることができたと書いてありました。

最後まで読んで頂きありがとうございました。この宿泊学習で担任に息子のことをさらに知ってもらえる機会だったのだなとフィードバックを見てそう思いました。また、今息子ができないことを教えてもらい、家庭で練習する課題を知ることもできました。宿泊学習では、現時点で何ができて何ができないを把握して、できないことをできるように取り組むチャンスを与えてくれるものなんだと思いました。2泊3日の合宿から帰ってきた息子は少し頼もしいように見えました。一皮むけたって感じでしょうか!この宿泊学習を終えてから、徐々に学校の問題行動が減っていきます。

息子についての記事はこちら:

息子について
我が家の自閉っ子について、日常、課題、できること、苦手なことなど書いていきます。
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息子について生い立ち
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