”発達障害”、”療育”というワードは、最近ではテレビや雑誌、ネットなどから聞いたり見たりすることが当たり前の世の中になりました。芸能人でも発達障害を公表されている方もいますね。
私自身、”発達障害、療育”というワードは、息子が1歳半過ぎの頃に初めて知りました。ネットで夜な夜な調べ、まさか、息子はこれなの?っと当時は戸惑いが隠せませんでした。
なんで、私の子だけ?原因はなんだろう。。
頭の中でずっと原因について考えたり、ネットで調べるを繰り返していた時期がありました。
自閉症は、母親の愛情不足とか、育て方がダメだったとか言われたりしますが、そもそも先天性の脳障害!生まれた時にはすでに決まっていて、私の育て方のせいではないんだと知り、ほっとした自分がいました。
私は育児休暇中、朝から晩まで子ども中心の生活をしていました。毎日のように児童館や公園に行って遊んだり、イベントやベビーマッサージのレッスンなどにも参加していました。2人で家にいるよりは外に出たほうが、いろいろな刺激があって良いのではと思ったのと、私もママ友や保育士さんや保健士さんかと相談やおしゃべりしたかったのもあります。
泣いたらすぐに抱っこをしたり、24時間完全母乳受付中、私なりに息子に全集中!たくさん愛情を注いでいたと思います。
毎日慣れない子育てに奮闘しながらも息子とのんびり楽しい生活を満喫していました。
不安要素が出てきたのは、1歳になる少し前でした。
完全母乳でたくさん飲む赤ちゃんで、飲んだら絶対に吐かないタイプ、かなりのビックベビーの息子でした。
ちなみに、生後1ヶ月からすくすく育ち、1歳0ヶ月で体重12.8キロ、身長78.5センチまで、成長していました。
ずっと身体が大きい赤ちゃんだったので、お座り(7ヶ月)ハイハイ(10ヶ月)、寝返り(7ヶ月)が遅めでした。保健士さんに相談すると大きいから身体の発達が少し遅いのよ、完全母乳で育ててる赤ちゃんは、離乳食が始まるとだんだんスリムになるから大丈夫よと軽い感じでアドバイスしてくれました。
つかまり立ちが1歳0ヶ月から始まり、1人歩きは1歳2ヶ月でできるようになりました。すごく遅いわけてはなく、同じ月齢でも一人歩きには個人差があり、息子よりのんびりな子もいました。歩き出したら、楽しそうにあちこち、よちよち歩きをして可愛かったです。ひとまず歩けるようになって、よかったーと、喜んだ日を今でも覚えています。
そして、1歳6ヶ月に近づくにつれて、心配事がどんどん増えていきます。
- 発語がない、言葉が遅い
- なんかまわりの赤ちゃんと違うかも?
- 離乳食を全然食べない
- 指差ししない
- 目が合わない気がする
- 他の子より喜怒哀楽がなく大人しい
- 全体的に発達が遅い気がする
周りの赤ちゃんと比較するつもりはなかったのに、ついつい比較しては凹んでいる私がいました。
1歳3ヶ月が過ぎても、発語が全然ありませんでした。他人から見たら、育てやすいように見えていたかもしれません、穏やかで大人しい息子でした。
いつも一緒に遊ぶお誕生月が同じ女の子のお友達は、マンマ、ブーブーなど喃語が始まり、喜怒哀楽もはっきりしていたり、意思疎通ができている様子でした。
女の子は成長が早いといいますが
”男の子は言葉が遅いから、大丈夫よ”
というフレーズをたくさんのママや知り合いから言われてきました。
私の母ですら、そう言ってました!
うちのお兄ちゃんは言葉が遅かったけど、今はもう生意気だしペラペラよ、だからそんなに気にすることないわ!って、先輩ママからのアドバイスしてくれた方もいました。
そうなんだ!と思ってしまい、最初はそんなに深く考えず、心配していませんでした。そうであって欲しい!と、願っていた自分がいました。
この“男の子は言葉が遅いから大丈夫”という言葉”、誰が最初に広めたんでしょうね?
安心どころか、早期発見を見逃す 呪いの言葉だ!!と今なら思います。
言葉が遅い、変かもと少しでも思ったら、すぐにでも発達外来に受診するべきだと、私は思います。
そこで、専門医師にしっかりと診てもらい、判断してもらうことです。
なかなか行きにくいかも知れませんが、勇気を出して行くべきです!
私のように後悔しないように!!療育開始は一日でも早いほうが良いですから!
とうとう1歳半検診の日がきました!
母子手帳には、言葉なし 要観察と書かれてしまいました。。。
私の心の中、やっぱり・・・ダメだったか・・・
健診後に、別室で療育の窓口、保健師さんとのカウンセラーに誘導されました。
その時”療育”というワードを初めて聞きました。
私の地域では、区の療育施設があるのですが、キャンセル待ちで空きが出るまで数ヶ月から1年待ちと言われました。
とりあえず、キャンセル待ちの手続きをして帰りました。
保育園に4月から通い始めるので、急に発語が出始めるかもしれない、様子を見ましょうとなりました。(様子を見ましょうという、この言葉もよくないなって今ではそう思います)
息子についての他の記事はこちら:息子について – 自閉っ子ママの子育てブログ (autismlife-blog.com)
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