こんにちは、今回は我が家の自閉っ子がチャレンジしたバランス運動”インラインスケート”と”ホッピング”について書いていきます。
私が小さい頃は、一輪車、スケボー、ローラースケートが人気でしたが、今はキックボード、インラインスケート、くねくねするクロススケボーが流行っているようですね!ローラーが回るとキラキラ光るタイプもあって、見かけると華やかだなと思います。息子もキックボードは楽しそうに乗っていましたが、今は自転車のが好きみたいです。
インラインスケート
息子が1年生(7歳)の時に通っていた幼児体育教室で、インラインスケートのレッスンがありました。私はアイススケートもローラースケートも出来ない運動音痴なので、息子も無理だろうと思っていました。インラインスケートの練習がスタート、親が子にヘルメットから靴までの装備を手伝います。そして、両手を持ってまず歩くことから練習をしていきました。生まれたての馬の赤ちゃんのようにうまく立てません、立とうとするとつるつる滑る滑る・・・。子どもが倒れないように支えるのも大変でした。気が乗らない日は練習にならないこともあり、週1回30分くらいの練習をして1カ月でやっと一人で立てるようになりました。3カ月で片足がびっこを引くような感じでひとりで歩けるようになり、レッスンは終了します。休日近くの公園の鉄棒で練習をしたりしましたが、すいすい滑るのは難しそうでした。
2年生から転校した小学校では、体育授業でインラインスケートがありました。片足がびっこを引いて歩くレベルから少し上達して、ゆっくりですが滑っているレベルまでになりました。装備の装着も自分でできるようになっていて、成長を感じました。同じクラスの子でアイススケート選手のように、屈んで速いスピードで滑っている子がいて、同じように滑りたいと言っていましたが、そこまでは到達できなかったようです。インラインスケートの授業が終わった頃に、東京ドームラクーアにあるインラインスケートアリーナに、自閉っ子友達10人と滑りに行きました。同級生とのお出かけは、とても楽しかったようです。自閉っ子がインラインスケートをしているようには全く感じず、どの子も上手にすいすいと滑っていました。みんなここまで上達するまで頑張って練習してきたんだなぁ、気分が乗らなくて練習をしないで怒られた子もいたでしょう(我が家の自閉っ子)。一生懸命頑張れば、できるようになるんだなぁと思いました。コロナウィルスが落ち着いたらまた行きたいなと思っていいます。
体操教室でおすすめされたインラインスケートはこちら:壊れにくく安定した滑りができるそうです。
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ホッピング
2年生の後期からは、ホッピングの授業が始まりました。学年末の発表会で披露するので、先生たちも力を入れて指導していたかもしれません。1年生の体操教室でもホッピングをやったことがありましたが全然できませんでした。学校では、まずは壁に背中につけて寄りかかる状態で、ホッピングに乗る練習と真上に飛ぶ練習をしていくそうです。運動神経が良い子はすぐ200回とかと飛べる子がいて、その子達を見本にしながら、猛練習をしていきます。息子は全然できない自分にイライラして、練習拒否をすることもあったようです。冬休みに家庭でも毎日ホッピング練習をするように宿題が出ました、全然できないのかと思ったら、50回以上飛べました。「すごい!!すごい!!」とたくさん褒めました!
ずっとできなかったことができるようになると息子も楽しくなるようで、とっても楽しそうにぴょんぴょん飛んだり、左右移動を見せてくれました。息子のやる気スイッチが入っていたので毎日ホッピングの練習をしていました。
発表会では、音楽に合わせてホッピングを飛び続けながら演技をしていました。9月は全然飛べなかったのに、片手でバイバイしながらホッピングを飛ぶ姿とか、観客席で見ていたら感動してしまいました。大技をする子は両手を離し、太ももにホッピングを挟んだ状態で飛んでいました。すごい!!圧巻でした!自閉っ子だけのホッピングですが、一生懸命ホッピングを飛んで演技をしていてとても上手でした♪
今回も最後まで読んで頂きありがとうございました。練習してできるようになった達成感は自分にしか味わうことはできません。全然できないことに凹んだり諦めそうになったり、練習が辛くて逃げ出したい時もあったと思います。でも最後まで諦めずに練習をしてできるようになった経験は、お金では買えない経験ですよね。息子にはそんな経験をこれからもたくさんしていってほしいなと思っています。
息子についての他記事はこちら:息子について – 自閉っ子ママの子育てブログ (autismlife-blog.com)
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