こんにちは、今回は我が家の自閉っ子の興味の幅が広がった話を書いていきます。
我が家の自閉っ子は興味の幅が狭く、広げていくのに苦戦してきましたが、突如小学校3年生頃から、自らやってみたい!といチャレンジ精神が芽生えていきます。成長とともに、自分の身の回りのことがあれこれできるようになって、私の家事に興味を持つようになっていきました。
みなさんのお子様は、料理のお手伝いをしていますか?
息子の最初の料理経験は、4歳過ぎでした。料理とは言えませんが、おやつのホットケーキ作りでした。たまごを割る、牛乳入れる、ホットケーキミックスを入れて混ぜる、ホットプレートで焼くだけの簡単なものですが、本人はとても楽しそうに作っていました。
食べることが大好きな息子、料理には早い段階で興味がありましたが、包丁とかガスとか怖かったので私に心の余裕がなく、させていませんでした。小学校に入ってから、徐々に料理のお手伝いを始めていきます。
今回は、我が家の自閉っ子”料理がしたい”について、書いていきます。
料理に興味がある息子、初めての料理のお手伝いはハンバーグのたね作り、ハンバーグの形を整えるでした。お願いすると、目をキラキラさせて、はりきってお手伝いをしてくれました。「おいしくなれ、まぜまぜ」と言いながら、ためをこねてくれました。ハンバーグの形も私の真似をして小判型に作ることができました。
フライパンで焼く工程は私がやりましたが、「ハンバーグ一緒に作って楽しかったね、いつもよりもとってもおいしいよ!」とたくさん褒めました。 息子はすぐ手を口に入れてしまう癖があるので 「生のお肉を食べると気持ち悪くなるよ、だから石鹸で手を洗おうね」と肯定的な説明をしました。わかりやすかったようでその時はルールを守ってくれました。
初めて包丁を使わせたのは、カレーライスの野菜切りでした。たまねぎ、にんじん、じゃがいもを洗い→皮むき→そして包丁で切るところを一緒にやりました。包丁は先におままごとのおもちゃを使って、切り方を教えました。イメージトレーニングはとても大事です。自閉っ子の息子は耳からの情報より目からの情報のが理解しやすいのです。左手はグーでネコの手ニャーンだよ、右手に包丁を持ってきるよと伝えて、十分練習してから本番に挑みました。手を切ってしまったら、どうしよう・・・と私が不安で仕方がなかったですが、なんとか無傷で具が大きい野菜たちができました。本人は「できた!」と大満足♪やらせてよかったなと思いました。何事も経験ですよね。
鍋に切った野菜やお肉を入れて、グツグツ茹でて、最後は息子にカレーのルーを入れてもらい、混ぜ混ぜしてもらいました。カレーを煮込んでいると「いいにおいがするね、お腹すいた!」と息子はつぶやいていました。鍋からずっと離れない息子、頭はカレーライスでいっぱいです笑
息子と初めて作ったカレーライス、とてもよい思い出になりました。将来、息子ひとりでカレーライスが作れるように、今後も料理を練習させていきます。
ちょっと前のマイブームで、炒飯を作ることにはまっていました。YouTubeで町中華のおじさんが炒飯を作っている動画を見て、パラパラの炒飯の鍋の振り方に惹かれたようで、イメージトレーニングをしていました。フライパンとおたまを持ってフライパンを振るのですが、そう簡単にパラパラな炒飯が宙をまうことはできません。私にもとても難しいです。「できない!できない!」とフライパンを振る息子でした。「たくさんたくさん練習したら、できるようになるよ!」と息子を励ましました。
最近は、餃子作りにはまっている息子。餃子のたねをまぜるのも上手になってきましたが、包むのはまだまだ下手くそです。小龍包っぽくつつむのはなぜかとても上手です。自分は 小龍包 を作るんだ!とはりきって、包んでいます。
最後まで読んで頂きありがとうございました。料理をしている息子は、いつもとても楽しそうです。お手伝いをしているというより、物つくりをしている感覚に似ているのかもしれません。まだ、ひとりで包丁で料理をさせるには怖すぎるので、しばらくは料理をするときは、ママと一緒にしようと約束をしています。将来、自炊して生きていけるように、小さいうちからどんどん料理をさせていきたいですよね。息子にできることを増えれば、母は楽になっていきますよ♪そう思いながら、お手伝いのレパートリーを増やしていっています。
興味の幅が広がった他の記事はこちら:我が家の自閉っ子 興味の幅が広がる~音楽楽器~ – 自閉っ子ママの子育てブログ (autismlife-blog.com)
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