こんにちは、今回は「身体の部位」と「車や家などの物の部分」の名称や位置を理解させる家庭学習について書いていきます。
年中時代の息子は「身体の部位」と「車や家などの物の部分」名称や位置を全く理解していなかったので、教えることにしました。すんなりできると思っていたのですが、理解させるのに時間がかかりました。みなさんのお子さんはどうだったでしょうか?はじめはみなできなくて当たり前、練習すればできるようになります。
実物や実物の写真で理解させていく
わかりやすいように、まずは実物や実物の写真で教えていきましょう。
人や動物の身体の部位や名称
部位はこどもの全体の写真を用意してやってみました。息子の写真を使って、髪の毛、眉毛、目、耳、口、鼻、手、足の位置と名称を教えてから、大人がまず見本を見せます。「髪の毛はどこ?」→「ここ!」と指差し、「ここは何?」→「目!」と答えます。見本を見せてから、子どもにやらせていきます。犬や猫などの動物は図鑑から部位の場所や名前を教えていきました。(ペットがいる方はペットの写真でもよいと思います)
イラストや絵カードで理解できているか確認しよう
人や動物の身体の部位や名称
人、猫、犬のイラスト(下記を参照)で部位の名称を理解しているか確認していきましょう。写真では理解できていても、イラストになるとわからいケースがあります。どんなイラストでも答えることができるように、何パターンかイラストを用意して取り組んでいきましょう!絵カードを利用してもよいと思います。
男の子を使って、人の部位の名称を確認していきます。
質問例 「耳はどこ?」「口はどこ?」「足はどこ?」など質問をして、こどもが正しい部位に指をさせたらOKです。
次は、大人が「目」に指差しをして「ここは何?」と質問をして、子どもが「目!」と答えられたら
です。まずは大人が見本を見せてから、こどもにやってもらいましょう!できない場合は、口パクでヒントをあげたり、頭文字のを言うヒントをあげたり、自分で答えられるようにプロンプトして、成功体験を積んでいきましょう。できたらたくさんほめましょう!好きなことをやってあげたり、お菓子のラムネ一粒をご褒美にあげたりもいいです。繰り返すうちに、ヒントなしで答えられるようになっていきます。
犬や猫も同様に、「しっぽはどこ?」「耳はどこ?」と大人が質問をして子供に指差しで答えさせます。また、大人が鼻を指さして「ここは何?」と質問をして、子どもに「鼻!」と答えさせます。
ちなみに、息子は実際の写真よりはイラストのが理解するのが早かったです。
乗り物の部分の位置と名称
乗り物の部分の名称と位置についても、イラストでやっていきましょう。下記みたいな無料のイラストや公文さんの絵カードを使用して行いました。
<乗り物や家の部分の位置 >
まずは「電車の窓はどこ?」や「車輪はとこ?」と質問をして、こどもに指差しで答えてもらいます。車なども「タイヤはどこ?」、「ライトはどこ?」「ドアはどこ?」と大人が指示して、子どもにに指差しで答えてもらいます。家でも同じように「屋根はどこ?」や「窓はどこ?」などを質問をして答えさせます。
< 乗り物や家の部分の名称>
たとえば、車の窓を指さして「ここは何?」と大人が質問をし、子どもに「窓!」と答えさせましょう。どんどん、大人が「ここは何?」と質問をして、子どもに答えさせます。
最後まで読んで頂きありがとうございました。このトレーニングのおかげで、「どこ?」という質問は場所を答えること、指差しが下手くそだったのが上手にもなってきました。トレーニングを取り組むことでも他の理解を高めることも出来て、一石二鳥ですね。
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