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我が家の自閉っ子はワーキングメモリーが低い 家庭で取り組んでいること

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家庭療育

こんにちは、今回はワーキングメモリーが低い息子に家庭内で取り組んでいることを書いていきます。

我が家の息子はWISCの検査結果でワーキングメモリーがかなり低いと出たので、家庭でどう対応したらよいかと主治医に相談しました。

ワーキングメモリーが低いと、一斉指示が通りにくい、同時に複数のことを行うのは難しい、他に気が散りやすく集中力が続かないなどあるようなのです。

まさに、息子はその通り!一斉指示がずっと通りにくいと言われてきました。

聞いていないのではなく、脳の仕組み的に難しいのだとはっきりしました。

発達検査をすると困った行動に対して原因がはっきりして、どう対応していけばよいかが見えてきます。なので、結果を恐れずに発達検査をして自分の子の凸凹のところを把握することは大事だなと思います。難しいことを無理に「なんでできないの?」と怒っても、全く効果がなく、伸びません!

ワーキングメモリーが低いとわかったので、家庭で何をしたらよいのか?

ワーキングメモリーって増やせるのか?先生に聞いたところ、生まれつきの大きさなので何かをして大きくすることはできないと言われました。ですが、鍛えることはできるそうです。

鍛えるには何したらよいのか?

まずは耳から聞く力を育てることと教えてもらいました。

息子は視覚優位なので、聞く力は乏しい、読解力もないので、厳しい試練だなと思いました。

主治医にまずは家庭や療育先で取り組んでほしい本を紹介してもらいました。ちなみに、通っている療育先には置いてあったのでみなさんもご存じかもしれません。

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ワーキングメモリーを鍛える おすすめトレーニング本

ワーキングメモリーとコミュニケーションの基礎を育てる 聞きとりワークシート1言われたことをよく聞こう編

未就学児向けにはまずはこちらから取り組みことをおすすめします。我が家の息子はまだこのレベル①の本でトレーニング中です。とても簡単なのですが、問題を耳から聞くだけとなると難しいようで苦戦しています。何回も繰り返して練習することが大事だと言われました。

ワーキングメモリーとコミュニケーションの基礎を育てる 聞きとりワークシート2 大事なところを聞きとろう 編

レベル①だと簡単だなと思う方はレベル②のこちらを、小学校低学年~中学年向けだと言われました。レベル①ができたらステップアップしていく流れのが良いと主治医に言われました。

ワーキングメモリーとコミュニケーションの基礎を育てる 聞きとりワークシート3イメージして聞こう編

レベル②をクリアしたら、聞いたことをイメージする力を強化するレベル③のこちらの本で仕上げていくそうです。ここまで来たら、聞き取る力はかなり鍛えられていると言っていました。こちらは小学校高学年向け~だと思います。

今後身に付けていくと良いこと

メモを取る癖をつける

同時に複数のことを頭に保管できないなら、メモを取る癖をつけていくと良いと言われました。ボイスレコーダーでもよいです。同時に複数の作業をしないといけないときは、メモがあれば忘れてしまっても読めば思い出せます。普通なら教えなくてもメモを取るなんてできるのでしょうが、全員ができるかと言われるとそうでもないようです。教えてあげることで、メモを取ることができるようになる子もいると思います。社会人でもメモを取る癖って大事ですよね、小さい時からメモを取る習慣をつけることはいいことだと思います。

まずは家族がメモを取らせるように取り組んでみる、「今から話すことをメモしてね!」と教えていきます。

例えば
買い物をお願いする時 「メモしてね、りんごと牛乳と食パンを買う」
となりの部屋から持ってきてもらう時 「メモしてね 筆箱とノートと算数の教科書を持ってくる」

メモの書き方の手本を見せて、本人にも書かせていきます。これも日常で続けていくことでだんだんと身についていきます。ズボンのポケットにミニノートとえんぴつを忍ばせて練習させていくのもよいかもしれません。

最後まで読んで頂きありがとうございました。コグトレ系のドリルもワーキングメモリーを鍛えられるそうです。聞き取りワークシートが簡単な場合はコグトレのドリルをやらせていくのも良いかと思います。ワーキングメモリーを鍛えるのは時間がかかると思いますが頑張っていきたいと思います。

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