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学芸会 公立小学校 普通級と特別支援学級の学芸会を見学して思ったこと

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息子について

こんにちは、今回は公立小学校の普通級と特別支援学級の学芸会を見学した時に思ったことについて書いていきます。 今年もコロナ禍なので学芸会は開催されないかもしれないですね。こちらの地域の公立小学校では、秋くらいに学芸会または展覧会(作品展)が開催されます。息子が入学する前に学芸会を見学したところ、息子が通っていた公立小学校の学芸会は、普通級と支援学級の劇は別々でした。運動会の種目は一緒にやったのに、なんで学芸会は一緒にやらせてくれないの?っと疑問を持ちました。勉強面は難しくても一緒に協力し合えるイベントなのに!とまだまだインクルーシブ教育は進んでいないんだなと、壁があるんだなっと思ってしまいました。

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学芸会 普通級と特別支援学級を見比べ

普通級の1年生と特別支援学級(1~6年生合同)の学芸会を見比べました。

普通級の学芸会(1年生)

普通級の1年生は、「さるかに合戦」でした。役になりきった衣装を着て、セリフは100人くらいの生徒がバランスよく分けられていました。何人かでセリフを言っている場面も多かったので、もしかしたら、1人だけのセリフがない子もいたのかもしれません。さる役、かに役、木役、うす役、はち役、くり役の登場人物は数十人ずついるようでした。気になった行動をする子は見られず、1年生らしい可愛らしいよくある学芸会の風景でした。低学年だから感じたのかもしれませんが、特別支援学級の子が数人混じっても違和感なくできたのでは?と思いました。

特別支援学級

特別支援学級の劇は、「かさ地蔵」で1年生から6年生(合計9人)が協力して劇を行っていました。おしゃべりが上手な子はセリフが多く、おしゃべりが苦手な子はセリフが少ないように思いました。たまたま見学の時に練習風景を見ていたので、練習中と本番の時の状況を書いていきます。

特別支援学級の公開見学の時に、学芸会の練習風景を見ることができました。まだ衣装は帽子しかなかったです。お地蔵さん(7人)(低学年とおしゃべりが苦手な子が中心)、おばあさん役(1名)おじいさん役(1名)、ナレーターは先生でした。案内してくれた先生いわく練習してまだ日が浅いのでこんな状況ですが、毎日繰り返し繰り返し、練習をすることで劇の内容や自分の役について理解させていくそうです。生徒さんを見ると、舞台の上でじっとしていられないで動いている子、体育館のマットに寝転んで練習に参加していない子、感覚過敏で帽子を嫌がって床にぽいっと投げてしまう子、セリフが小さい声でしか言えない子などいました。指導の先生を見ていると、とても大変そう、本番どうなってしまうのかな?と思ってしまうくらいバラバラな行動をとっていました。でも決して怒ったりしないで、お子さんの気持ちを尊重して取り組んでいるのが印象的でした。マットで寝転んでいる子にはやる気になったら、舞台に戻ってきてね!と声かけしたり、練習中は帽子なしでもよいよ!かぶれる帽子になるように工夫して作ってみようね!とか、声が小さかったらマイク使おうかしら?など、その子にあった対応をされていて、見ていて温かい指導だなと思いました。

学芸会の本番当日、息子と二人で見に行きました。体育館はコロナ禍の前だったので、人が多すぎて一番後ろの立ち見でも厳しいくらいでした。特別支援学級の劇は一番最初に始まりました。体育館のマットに寝転んで練習に参加していなかった子も、帽子を嫌がっていた子もセリフが言えなかった子も、本番では、ちゃんと衣装を着て、堂々と劇を演じていました。演技がとても上手な子が何人かいて、普通級の劇に参加しても違和感なく演じることができるんじゃないのかな?と思いました。

繰り返し繰り返し練習をすることで、こんなに立派にできる子達なんだと改めて思いました。自分の子が学芸会をしたような感覚になり、感動してうるうるしてしまいました。劇を指導していた先生とばったりすれ違った時に、感動したことをお伝えすると、とても素敵な笑顔で微笑んでくれました。

最後まで読んで頂きありがとうございました。幼稚園のときは、健常児の子と劇発表会をしていたので、小学校に入りなんとなく差別を感じてしまいました。意見は様々だと思いますが、個人的には健常児と一緒に劇をやらせてほしいなと思いました。おしゃべりが上手な子も特別支援学級にはたくさんいるんですから!健常児と特別支援学級の子との練習量が違うのかもしれないですけど、セリフに負担がある子や行動面に問題がある子ならペアなど組んでやるとか見せ方って色々あるのになと思います。あちこちのママ友からお話を聞くと、インクルーシブ教育が進んでいる地域も多くなってきています、日本全体がインクルーシブ教育が当たり前の世の中になったらよいなと願っています。

次回は小学校1年生 初めての宿泊合宿について書いていきます。

息子についての記事はこちら:

息子について
我が家の自閉っ子について、日常、課題、できること、苦手なことなど書いていきます。
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息子について生い立ち
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