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我が家の自閉っ子 やっかいなこだわり (1番になりたい!)

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こだわり

こんにちは、今回は我が家の自閉っ子のやっかいなこだわりの続編を書いていきます。

こだわりの他の記事はこちら:我が家の自閉っ子のやっかいなこだわり① – 自閉っ子ママの子育てブログ (autismlife-blog.com)

やっかいなこだわり1番になりたい!

我が家の自閉っ子、少し変わり者なので、1番になりたいところがややズレています

保育園時代は、順位とか1番になりたい!とか全く気にしておらず、のんびり穏やかな性格でした。

小学1年生になり、1番になりたい!こだわりが急に出始めます。

ただ、テストで1番になりたい!勉強で1番になりたい!という気持ちは全くないようです。そこの1番を目指してほしいのですが。。

我が家の自閉っ子が目指す1番は、下記の通りです。

  • 1番に自分のクラスの教室に登校したい
  • 1番に体操服に着替え終わりたい
  • 1番にトイレを済ませたい
  • 1番にドアから出たいor入りたい
  • 1番に給食を完食したい
  • 1番に早く帰りたい
  • 徒競走で1番になりたい

小学1年生の時の息子は、1番になれないと、悔しがり、大きな声で「1番になりたかった!〇〇くんの意地悪、大嫌い」など、酷い言葉を言ってうるさくなりました。

保育園時代は人に興味がなく、1人遊びばかりしていた息子。

人に興味を持ち、ライバル視する同級生ができて、競争心が芽生えたのはとても良いことですが、やっかいなことも増えました。

学校がある日は早起きし遅刻をしないことと、お着替えが早くなったことはよかったのですが、1年生の時の担任は、息子の対応にお手上げ状態で、よく私に相談してきました。息子は1番になりたいと思うあらゆる場面で、ライバルの同級生と競います。急いだり走ったりするので危ない、身体が大きいので急いでる時にお友達にぶつかったりしたら相手にけがをさせたら大変。

1番にならないと、大きな声で悔しがり、「一番になりたかった!〇〇君なんか大嫌い!ふん!」と酷いことをはいてしまう。これは学校限定で起きていました。習い事や家庭内ではなかったので、学校だけどうしてだろうと思い始めます。

我が家の自閉っ子は、”1番最後”が昔からとても嫌がり、一番最後にされると泣きます。。

担任の先生に、競ったら1番最後にする!と警告して、それでもだめなら、1番最後にさせてみてくださいとお願いしてみました。警告で直るなら簡単ですが、息子はそう簡単には行きませんでした。

みんなが息子の挑発に相手にしなければ、つまらなくなりやらなくなるのですが、周りも競ってしまうのでエスカレートしていってしまうのです。

この小学校には1年間お世話になりました。この1番になりたいのこだわりは、改善出来ずに、転校することになります。

この学校では、息子をコントロールできる先生には出会えず、人間性も学習面も成長できない、誤学習ばかり増えて、未就学時代に積み上げてきたのが退化していく気がしました。このままではいけない!と夏休みに思い、新しい学校への準備を始めました。

二年生から、新たな学校でスタートさせます。現在も通っている自閉症児学級がある小学校です。

”1番になりたい!”のこだわりは、だんだんと緩和されてきました。成長なのか、厳しく先生に注意され、嫌になったのか、はっきりとわかりません。

ですが、まだ根強く残っているのが2つあります。

1番に自分の教室に登校したい

1年生から学校がある日は早起きし、遅刻は一度もしたことがありません。これはとても偉いと思っています。ですが、早く行くことがエスカレートし、校門が開く45分前からスタンバイした際には、担任の先生に早すぎと注意を受け、今では15分前までになりました。自分の教室に一番に入って、担任とのおしゃべりする時間を楽しみにしています。そして、後から登校してくる友達の支度のお手伝いをしたりすることを張り切ってやっているようです。

1番に早く帰りたい

バスと電車に乗って一人通学している息子、誰よりも早くバス停に着きたい気持ちが強く、歩道を走ってしまいます。その度に先生に注意され、泣きべそをかいて帰ってきます。バスを降りて、電車に乗り換える際も走ってしまうので、危ないからだめよといつも私が注意してきました。電車の時刻長を見て、あと1分で出発とわかると、周りの他人と一緒になって走ってしまうのも困ります。あと少しで出発してしまうのは、大人だったら走ってしまいますよね・・。駆け込み乗車は危ないからダメよ、ゆっくり歩くのが正解!と伝えてきました。やっと高学年になった今は、早早歩きになったかな?と思います。雨の日は滑ったりするので本当に危険です。毎日のように、帰るときは走らず早歩き!ほかの子が走っていても自分は早歩き!と伝えています。

今回もブログを読んで頂きありがとうございます。”一番になりたい!”というこだわりを持つお子さんは結構たくさんいると思います。一番でなかったときの対処法には、毎回悩まされます。徒競走は当日2位になってしまうことがあります。息子は2年生のとき、ゴールの一歩手前で抜かされた経験があります。その時は、徒競走2位がどうしても悔しくて、お昼のお弁当を最初なかなか食べれないでいました。結局はお腹が空いているので、ぎりぎりになってお弁当を食べるのですが、しばらくは運動会のビデオさえ見たくないと言っていました。「来年、1位になれるように頑張ろう!」と前向きな言葉をかけ続けるうちに、「3年生で1番になる!がんばる!」と本人から言ってくれました。気持ちの切り替えにはとても時間がかかりますが、前向きな気持ちになるように、アシストすることを忘れないようにしています。

こだわりの記事はこちら:こだわり – 自閉っ子ママの子育てブログ (autismlife-blog.com)


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