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自閉症の息子への家庭セラピー療育ステップ⑤

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家庭療育

こんにちは、今回は我が家の自閉っ子にしていた家庭セラピーについて書きます。前回の家庭セラピーはこちら:自閉症の息子への家庭セラピー療育ステップ④ – 自閉っ子ママの子育てブログ (autismlife-blog.com)

疲れていても忙しくても、1分でも毎日必ずやるをモットーにやっていました。10分、15分、30分ずつ朝昼夜で分けてやってもよいのです。ちなみに、私は週10~15時間くらいだったと思います。

課題ができたら、直ぐ(3秒以内)にほめるが、効果があると言われています。後からほめても、何でほめられているのか理解できないそうです。注意するときも同じです、危険なこと、悪いことをしたら、すぐに、ゆっくりわかりやすく注意することがよいそうです。

みなさんは教材は手作り派、購入派どちらでしょうか?

私は、家庭セラピー用の絵カードを自分でラミネート加工して作ったり、写真にしたりしていました。作るのは、地味に時間がかかりました。面倒な方や忙しい方には、市販で売っているおすすめのカードをご紹介していきます。私も購入してとても役に立ちました。

  • こぐま会の「ことば絵カード100」 とてもおすすめ★★★
ことば絵カード100 (カード教材)

→この絵カードは、名詞を覚えるためにたくさん利用しました。絵も温かみがありかわいいイラストです。まずはこの100枚を覚えるところから始めました。

  • こぐま会のきろくカード 

→こちらも名詞カードとして、利用しました。カードによって、りんごの絵柄も違うので、同じりんごだと理解させるにも、複数のイラストカードがあると便利です。ソーティングの課題にも使いました。

  • こどばのテーブル 言語訓練カード第1集 名詞・動詞150絵カードとてもおすすめ★★★

→こちらは動詞カードがあるのがかなりおすすめです。値段もことばのテーブルさんはリーズナブルです。息子はこの動詞カードで、絵を見て何をしているのか、学習しました。

  • くもん 絵カードシリーズ

→ このくもんの絵カードシリーズもとてもおすすめです。この絵カードで名詞をたくさん覚えさせていきました。このカードは裏側になまえも書いてあるので、のちのちはひらがなを読む練習にも使えました。

たくさん紹介させて頂きました。みなさんも自分がよいな!と思う商品を見つけて頑張ってくださいね。

それでは、家庭セラピー療育の話に戻ります。今回も前回よりステップアップした内容になっています。

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模倣

顔の動き ほっぺを膨らませる、まゆげを動かす、目をつぶる

大人が「こうして!」とほっぺを膨らませて、子どもが真似できたらOKです。子どもにしっかり、大人の顔に注目させてから、指示を出すことが大事です。まゆげを動かすのは、息子はかなり苦戦しました。子どものまゆげを軽くつかんで、左右に動かして、「ここを動かすんだよ!」と教えた記憶があります。

表情(泣く、笑う、怒る、びっくりする)

「笑っている、やってみよう!」と言いながら、おおげさに笑顔を見せ、子どもが真似する練習をしていきます。

アヒル歩き、跳ぶ越える

「アヒル歩き」は、大人が最初にしゃがんだ姿勢で、よちよち歩きます。こどもが真似できたらOKです。

「跳び越える」は家にあるものクッションやまくらなどを置いて、大人が見本を見せて同じように跳び越えたらOKです。

マンド 指差しで選択

「どっちがいい??」→「こっち」と指差し

まずは実物のお菓子やおもちゃなどを2つ用意します。どっちがいい??「こっち」と指差しで選べたらOKです。実物でできるようになってきたら、写真でも練習を重ねていきます。

受容言語

キャラクター、人物(しまじろう、まま、パパ、じじ、ばば、保育園の先生)

キャラクターや人物の写真カードを並べて、「ままはどれ?」などの名前を言い、子どもが正しいカートを選べたら、OKです。この課題は、息子にとって負荷が少なかったので、難しい課題のときの一休みの時に入れていました。

動詞(走る、食べる、飲む、泳ぐ)

先ほどご紹介した こどばのテーブルさんの名詞・動詞150絵カードの活躍です。例えば、「走る」と「食べる」カードを置いて、「走ってるのどれ?」と質問をして選べたらOKです。言葉だけではむずかしいようであれば、走るジェスチャーを入れて質問をするのもおすすめです。動詞をどんどん覚えさせていきます。

形容詞(大きい、小さい)

最初はソーティングから実施していきます。実物でわかりやすいもの(ボールの大小、積み木の大小、車のおもちゃの大小など)を用意し、大人が子どもの前で、「大きい」「小さい」と言いながら子どもに渡します。子どもも同じように分けられたら、OKです。慣れてきたら、「大きいのどっち?」と質問して、選べるように練習をしてきます。形容詞もどんどん覚えさせていきます。

タクト(命名)

りんご、はみがき、コップなどの絵カードを並べます。大人が「りんごちょうだい!」と言って、子どもが渡してくれたら、大人が「これ何?」と質問をして、子どもが「りんご」と言えたらOKです。オウム返しで子どもが「これ何?」と言ってしまった場合は、もう一度なり直します。次は、「り・・・」とプロンプトをしてあげて、成功できるように誘導していきます。

視覚情報処理

ひらがなマッチング

ひらがなカードを用意します。まずは、3枚程度で、同じ文字と重ねられたらOKです。「あ」「い」「う」など指示するとは、違いがわかるように大きい声ではっきりと伝えることが大事です。

シークエンス(3枚のカードで一セット)

いただきますの絵カード →   食べている絵カード  →  ごちそうさまでしたの絵カード

シークエンスカード3枚を並べてもらい、できたら「お話して」と指示。こどもが「いただきます→もぐもぐ→ごちそうさまでした」と説明ができたらOK。シークエンスカードのおすすめ教材(ひとりでとっくん13 お話づくり1)

風船の膨らませる過程、お絵描きの過程もこの課題でやっていました。3枚が慣れてきたら、4枚でも練習していきました。

今回も我が家の自閉っ子の家庭セラピーを紹介していきました。 いつも読んで頂きありがとうございます。

家庭セラピーを毎日やっていると、親子ともにだらけてしまう時期が必ずきます。プロがやる30分と親がやる30分では進むスピードが全然違いますし、思うように進まずイライラして指導にならない日もありました。そんなときは、パパじじばばにやってもらってもよいのです。相手が変わるだけで、子どもも課題に取り組んでくれることもあります。家族全員で子どもの成長を後押しできるのも、家庭セラピーの良いところですね。

療育記事はこちら:家庭療育 – 自閉っ子ママの子育てブログ (autismlife-blog.com)


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