スポンサーリンク

誤学習で息子が問題児に!困った時に参考にしたおすすめの本

スポンサーリンク
スポンサーリンク
家庭療育

こんにちは、今回は誤学習で息子が問題児になり大変だったこと、困った時に参考にしたおすすめの本をご紹介します。

まず、息子が誤学習した時期と内容をお話します。息子が誤学習が増えた時期は、 公立小学校の特別支援学級に入ってすぐでした。私が勘違いしていたことは特別支援学級の先生は、とくに特別支援学校教諭の資格などをもっていないということ。独学で勉強をされている先生ももちろんいると思われるのですが、息子の特別支援学級の先生はたまたま異動されたばかりの特別支援学級の経験が浅い先生集団でした。(見学の時にいた支援級ベテランの主任の先生はまさかの他校へ異動・・・)その中には学級崩壊して休職されて復帰したばかりの先生で少し病んでいる方までいて、介助員さんのがベテランだなとされ思ったくらいです。入学そうそう不安でいっぱいでした。そしてその不安が現実になりました。

子どもは素晴らしい先生に巡り合えれば、見違えるように成長していきます。ですが、相性が合わない先生だと誤学習が増えたり、問題行動が増えてしまうことがあります。息子はまさにその後者でした。

スポンサーリンク
スポンサーリンク

我が家の自閉っ子の誤学習の内容

入学して1週間で先生に相談されます。先生から「授業がはじまると、やりたくない!と騒いだり、廊下に飛び出したり、ほかの子の勉強に支障が出るので、廊下でクールダウンしているんです。」と言われました。「え?どの授業でそうなるのですか?」と聞くと、「すべての授業でそうなります」と言われました。「クールダウンしたら、教室に戻って学習に取り組んでくれていますか?」と私が聞くと、「チャイムがなるまで廊下にいることが多いです」「こんなに指示が通らないお子さんは初めてでどう対処したらよいか困っていて・・」とすごい困った表情で先生が私に言いました。特別支援学級で問題児扱いされている、我が家の自閉っ子でした。

先生の話を聞いていると これは誤学習だと思いました。

誤学習の原因

先生は、授業が始めると息子がうるさいから廊下に出す、静かになるからそのままにしていたのです。。。。

息子は騒げば廊下に出れる→勉強しなくて済む→ラッキーと誤学習していたのです。

最悪だ!と正直困りました。入学前から45分間椅子に座って小集団の療育だってできていたのに、どうして・・・。

モンペと思われるかもしれないと思いましたが、先生にはっきりと伝えました「先生!それは息子にとって都合がよいので、このまま同じことしてもいつまでたっても改善できないと思います!」「 45分間椅子に座って小集団の療育はできているので、たぶん先生なら何しても怒られないから大丈夫って思っているだと思います。」と言いました。すぐに、私は信頼している療育の先生に相談して、学校でどのように対応したらよいかアドバイスをもらいました。

私が担任の先生にお願いしたこと

  • 何が嫌なのか、やりたくないのか理由を聞いてほしい
  • あとどのくらいしたら、自分の席に戻って授業に参加できるかな?と聞いてみてほしい(タイムタイマーでこの赤いのがなくなったら、静かに自分の席に座ってみようとか息子とちゃんと向き合ってもらいたい)
  • 聞いてるだけの授業は集中が続かない傾向がある、間があくと隙を与えてしまうのでテンポよく授業を進めてほしい
  • 手持ち無沙汰で問題行動したりする可能性があるのでプリントなどの課題を与えて、今何をするべきか明確に指示を出してあげてほしい
  • 少しでもできたときは、たくさんたくさん褒めてほしい

支援級なので、先生や介助員さんも多いのでお願いしてみました。私が行って対応しましょうか?と言ったら、参観日以外来校NGとのことでだめでした。心配でしたが学校でのことは先生にお任せすることにしました。担任に少しでも参考になればと、療育の集団レッスンをしている息子の様子を見学してもらったりもしました。算数や国語を集中している息子の姿を見て、学校との態度の差にびっくりしていました。先生の柔軟な対応のおかげで、徐々に学校の授業に参加できるようになっていきました。

誤学習はさらに増える

誤学習はそれ以外にも出てきます。学校の時だけ発生する誤学習なのが不思議でした。

  • 1番になるとえらいと褒められた→何でもかんでも自分が一番になろうとする⇒一番をお友達と競ってトラブルになる
  • 給食で一番で完食→牛乳のおかわりができる ⇒早食いになり、カレーも麺類もほぼ噛んでないで食べるようになる

学校以外ではこんなことにならないのに、私の頭の中は???がいっぱいでした。関わる人や環境によって、誤学習は生まれるんだなと思いました。誤学習が発生するたびに、療育の先生と担任と家庭で連携しあい修正を試みていきました。給食は完食したら牛乳をもう1本もらえるのをやめてもらうようにお願いしたのと、早食いをしていたら提示してもらうように、早食いは×の絵カードを私が作って、担任に渡したりもしました。

おすすめの本

誤学習が増えるので、事前になんとかできないものかと本を探し始めます。そのとき、たまたま見つけた本が誤学習・未学習を防ぐ! 発達の気になる子の「できた! 」が増えるトレーニングという本でした。

誤学習と未学習を防ぐ!というキャッチフレーズに、購入ボタンを押しました。

家庭療育でできる内容が盛りだくさん。テーマ(人との関わり、生活、時間、お金、微細運動、家事、体力つくりなど)に対して、ねらい、用意するもの、やり方、こんな時どうすればよいのか?ポイントや工夫と配慮、やってみたモニターの方の意見などが丁寧に書かれていて、読みやすく理解しやすいです。もっと早く購入したら未就学児の家庭セラピーはもっとうまくできたなと思いました。こどもたちが将来生きていくのに役立つような取り組みが紹介されています。家庭で取り組みやすいものばかりです。

この本の中に、否定から肯定に変えて伝えるといお話があります。「○○したらダメ!」「○○してはいけません」などどうしても、否定な言葉で注意してしまいがちですが、「○○しようね」と肯定で指示する方が子どもに伝わるんだなと改めて思いました。本の中には「座って学ぶ時の姿勢作り」についても書いてあり、今回の息子の課題でとても役に立ちました。

最後まで読んで頂きありがとうございました。おすすめした本は我が家ではまだ大活躍中です。お金や時計のテーマを参考に、家庭学習で実践しています。誤学習や未学習のまま、成長して大人になると自立できるかとても心配ですよね。小さい頃から少しずつできることを増やし、間違っていたら修正してあげるのは親の務めです。子どもの将来のために頑張っていきましょう!

療育関連の記事はこちら:家庭療育 – 自閉っ子ママの子育てブログ (autismlife-blog.com)


自閉症児育児ランキング
にほんブログ村 子育てブログ 自閉症児育児
にほんブログ村
スポンサーリンク
スポンサーリンク
家庭療育
スポンサーリンク
チョコママをフォローする
自閉っ子ママの子育てブログ

コメント

タイトルとURLをコピーしました