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前・後ろ・真ん中の位置・「前ならえ」「回れ右」を理解させる家庭学習法

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家庭療育

こんにちは、今回は我が家の自閉っ子にしていた前後ろ真ん中の位置と前ならえ&回れ右の家庭学習法について書いていきます。

みなさんのお子さんは、前後ろと真ん中 の位置、前ならえ回れ右はすぐに理解できたでしょうか?

我が家の自閉っ子はなかなか理解できず、完全に理解するまで長らく時間がかかりました。小学校に入る前にできれば、前・後ろ・真ん中は理解して、前ならえ、回れ右も一緒にできるようにしておきたいですよね。年長に入ってから特訓をしていきました。

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前・後ろの位置の教え方

実際に前・後ろの位置を体験させる

椅子を3つ用意します。並べ方は縦一列前向きにします。まずは、ぬいぐるみ(お父さんでも何でも可)を2番目の椅子に座りらせて、大人が前と後ろに座る見本を子どもに見せます。「ぬいぐるみの に座って」と言って、前の椅子に大人が座ります。次に「ぬいぐるみの 後ろ に座って」と言って、後ろの椅子に大人が座ります。

次は、子どもにやらせます。 今度は大人が2番目の椅子に座り、 「○○くん!お母さんのに座って」または「○○くん!お母さんの後ろに座って」と前後ろを強調して指示します。

最初は、指差しでこっちだよをプロンプトして成功体験を積んでいきましょう。これを繰り返しトレーニングしていきました。

慣れてきたら、椅子はしまいます。今度は、大人が立った状態で、「お母さんの前!に並んで」「お母さんの後ろ!に並んで」と子どもに指示して、前後に移動させます。指示通りに行動できていれば、OKです。

他にも、子どもにボールを持たせて、「ボールを前!」「ボールを後ろ!」の指示を出してやっていました。

机上で物(おもちゃ)を使って前後ろを理解させる

今度は机上で物を使って、前後ろを理解させていきます。我が家はプラレール1セット(3つ車両がつながっている)を使って、練習をしました。先頭車両が前、真ん中の車両、後部車両が後ろとします。真ん中の車両にお人形(我が家はプラキッズTくんでやりました)を置いて、大人が「Tくんのはどこ?」と子どもに指示を出して、指差しで答えさせます。同じように、 大人が「Tくんの後ろはどこ?」と子どもに指示を出して、指差しで答えさせます。 慣れてきたら、「Tくんの前に、アンパンマンをおいて、後ろにバイキンマンをおいて」と2つの指示をして、繰り返しトレーニングをしていきました。

真ん中の位置の教え方

前後ろの教え方と同じように取り組んでいきます。子どもが混乱するので、前後ろと同時に一緒に教えることは私はしませんでした。いっぺんに、前・後ろ・真ん中を教えてもいいと思います。

実際に真ん中の位置を体験させる

椅子を3つ用意します。並べ方は横一列前向きにします。まずは、大人が真ん中に座る見本を子どもに見せます。「真ん中に座って」と言って、真ん中の椅子に大人が座ります。

次は、子どもにやらせます。 「○○くん!真ん中に座って」と真ん中を強調して指示します。子どもが真ん中の椅子に座れたらOKです。

最初は、指差しでこっちだよとプロンプトして成功体験を積んでいきましょう。これを繰り返しトレーニングしていきました。

子どもにぬいぐるみを渡して、「このぬいぐるみを真ん中に座らせて」と指示して、子どもに真ん中に置かせるバージョンもやっていました。

机上で物(おもちゃ)を使って真ん中を理解させる

今度は机上で物を使って、真ん中の位置を理解させていきます。 プラレール1セット(3つ車両が連結している)を使って、真ん中を教えました。まずは真ん中はここだよと教えてから、子どもに「真ん中はどれ?」と指示します。子どもが真ん中の車両を指させたらOKです。

三段の棚が家にあったので、「ボールを真ん中に入れて」と指示して、子どもがボールを真ん中に入れさせたりしました。

「前ならえ」、「回れ右」を覚えさせる

小学校に入ると、体育の授業でおそらく使われるセリフ 「前ならえ」、「回れ右」 について教えました。

前ならえは、前を向いて手は前に伸ばすことを大人や人形で見本を見せます。YouTubeの動画を見せても良いです。言葉より動画で見た方が理解が早いです。「回れ右は、後ろを向くんだよ!」と言って、動画を見せて同じように後ろを向かせます。

私は「前ならえ」と指示して、子どもを前を向かせて両手を前にさせるプロンプトをします。「回れ右」と指示して、後ろに向かせるのを繰り返してました。 繰り返し繰り返しトレーニングしていけば、言葉の指示だけでできるようになります。頑張りましょう!

日常生活で 前後ろと真ん中 を意識して取り組んでみる

子どものある程度理解してきたら、日常生活で指示していきました。「○○くんの前にあるリモコンとって」「髪の毛を洗うからママの前に座って」とか「後ろ見て!後ろにあるよ」とか、目の前に信号機があれば「信号の真ん中は何色?」とか意識して取り組みました。何でも思いついたことを指示して、子どもにやらせていきます。実践して、成功体験を積んでいきます。

今回も最後まで読んで頂きありがとうございました。最初は誰でもできないです。他の子と比べたりせず、その子のペースで頑張っていきましょう!我が家の自閉っ子も相当トレーニングしないと、理解できないです。知的障害があるとなかなかすんなりは難しいです。ですが、必ずできるようになります☺️

療育関連の記事はこち:家庭療育 – 自閉っ子ママの子育てブログ (autismlife-blog.com)


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