スポンサーリンク

我が家の自閉っ子の生い立ち 自閉症学級小学2年生①

スポンサーリンク
スポンサーリンク
息子について

こんにちは、我が家の自閉っ子の生い立ちシリーズ 小学校2年生①編について書いていきます。

息子は小学校2年生から自閉症学級がある小学校に転校しました。前小学校では問題児で保育園の年長時に落ち着いていた息子が幻だったのかな?と思うくらい、問題行動が増え、担任はキャパオーバーな状態でした。息子には合わない先生でした。相性が悪いことは仕方がないのです。

このままこの学校にいたら、息子は成長できない!と思い、転校しました。

新しい小学校には、自閉っ子の同級生が30人前後いて、友情の輪が広がりました。グレーな子から重度の子まで在籍しています。30人の中で息子は真ん中くらいのレベルの自閉症だと思います。お友達が増えた分、学校は以前よりも楽しいのが、息子の様子を側で見ていて感じました。

通学中に同級生やクラスメイトとばったり会っては挨拶したり隣の席に座ってお話したり、一緒に下校したり、友達って良いなと思いました。

問題行動が増え問題児化した息子、新しい学校ではどうなるのか、正直読めませんでした。

当時を振り返って書いていきます。

前回はこちら:転校先 初登校の我が家の自閉っ子の様子(小2 自閉症学級) – 自閉っ子ママの子育てブログ (autismlife-blog.com)

スポンサーリンク
スポンサーリンク

初めての制服生活

転校先の小学校は制服、皮靴登校で、今までラフな洋服から総替わりしました。息子は学ランを見せると嫌がる様子もなく、抵抗なく着て登校することができました。劇の衣装や七五三の袴などとっても嫌がって着てくれなかったのに、不思議でした。学ランの中はYシャツ、ハーフズボンにはチャックとベルトがあり、全てが初めての経験でした。最初はもちろん、私が手伝いましたが、1カ月もたたないうちに自分でできるようになりました。毎日の繰り返しで、Yシャツの小さいボタンも留めることができることにびっくりしました。どうせ、できないからっという気持ちが私の中でありやらせていなかったことが経験を積むことでできるんだなと感心しました。

初めての教科書とドリル、板書、小テスト、まとめテスト

以前の小学校は教科書はなくプリントだったので、初めてのMY教科書を手にしました。授業で使うのは算数と国語だけですが、親としても学年相当の内容に触れることができる!うれしさを感じました。

できるできないではなくて、体験させてあげたいという気持ちが近かったです。

算数と国語は習熟度別に3つ分かれていました。1番上のクラスでも定型児の授業内容よりだいぶ低いレベルの授業内容となっています。なので、知的がない自閉症児の子には物足りないかと思います。定型児の授業についていけて、問題行動がなく普通級に馴染めるエリート自閉症児の子だけが、定型児のクラスに混じって授業を受けれることができます。各学年数名いるレベルです。

息子は1年生の学習面が全く進んでいなかったので、漢字も計算も中途半端な仕上がりでした。ですが、一番上のクラスに振り分けされました。お試しだったのでしょう、私も息子がどのくらいできるのか未知だったので挑戦でした。

1番上のクラスでは、板書をとって授業を受けるスタイルでした。ノートに黒板に書いてあるものを写すことも初めてでした。音読の宿題は任意、週1回の漢字テスト、計算テストがありました。

宿題は金曜日に数枚と少なめではありましたが、やってきた内容を復習する日々でした。息子は初めての経験ばかりだったので、初めのころは授業中は大変だったかもしれません。意外にも板書は普通に出来ているようで、ノートを開いて見ると読める字でびっくりしました。板書できるんだ、知らなかったなと当時の私は思いました。漢字テストも計算テストも毎日繰り返し学習することで、満点や満点に近い点数も取れることにびっくりしました。やらせてみるもんだなと思いました。テストの時はできても日常生活の中で活かすには繰り返し繰り返し覚えたことを書いたり読んだりしないと頭に定着しません。定着できることはほんの一握りくらいだったと思います。

転校してから家庭で始まったこと

転校して家庭でやることが増えました。これが本来の状況なのだと思いますが、違うのは親子で一緒に宿題をする、テスト勉強をする、音読をする、日記を手伝うなどが始まりました。

息子が帰ってくると、息子の対応に追われる日々でした。息子は遊びたいし、勉強はしたくないなどで、気が乗らない日もあり、親が思っている通りにいかないことはたくさんありました。勉強してる時間が増えて私はよかったと思いました。勉強が全てではないけれど、挑戦させたかったのです。

親子でやり始めたこと
  • 漢字テスト、計算テストの勉強(テスト範囲を何回も繰り返し学習をしました)^
  • 当日書いてきたノートを見返し復習(何を書いてきたかチャックをしました、間違っているような部分は他のお友達に写真画像を送ってもらい手直しをしました)
  • 音読を毎日読む(教科書にあるものを読みました、ふりがなを書いてあげたり、ここで一旦読みを止める部分に線をひいたり、読みやすいように工夫をしました)
  • 日記を毎日書く(誘導型で何を書くか親がフォローしながら2行くらいから始めました)
  • 親子で登下校(電車とバス登校だったのと、1人通学にはテストで担任から合格しないとできないルールがありました)

当時の目標

転校した当時の担任との1年間も目標はこんな感じでした。

  • 新しい環境に慣れること
  • お友達と仲良く遊ぶこと
  • 制服を自分で着脱、整理整頓(ハンガーにかける、服を畳むなど)
  • 身だしなみを意識する
  • 毎日登校したら、担任に親からの連絡事項を報告する(母からの伝言を報告する、連絡帳に同じ内容を書いておき担任が報告内容があっているかチャックしていました)
  • 字をきれいに書けるように

簡単な内容だったと思いますが、息子にはとても難しいことだったと思っています。通い始めてから、問題行動はうそのように消え、担任からの人間関係や授業態度などで困った電話もなくなりました。息子ははりきって登校する姿を見て安心しました。学校に行くのが楽しい!と言っていました。

最後まで読んで頂きありがとうございました。小学校2年生をスタートした時の様子を書かせて頂きました。

生い立ちについての記事はこちら:

生い立ち
「生い立ち」の記事一覧です。

スポンサーリンク
スポンサーリンク
息子について生い立ち
スポンサーリンク
チョコママをフォローする
自閉っ子ママの子育てブログ

コメント

タイトルとURLをコピーしました